管理人のひとりごと 2005年4月-2005年6月

2005年4月

管理人のひとり言 4月7日(農暦如月29日)更新
今週の初めは凍えるような寒さだと思ったら、半ばには真夏を思わせるような暑さ、まるで台湾にいるようです。台湾は春から初夏の陽気、待ち遠しいお茶はすくすく育ち始めています。3月の寒さで少し生産時期が遅れていますが、まもなく本格生産開始。被害の少なかった文山包種茶に期待が膨らむのは私だけでしょうか。
 5月の製茶実習参加者を募集しています。茶摘、日光萎凋、室内萎凋による走水、柔捻、殺青、乾燥、すべての作業を自分たちが摘み取った茶葉だけで行います。途中の茶葉を取り置きして飲み比べもします。最後に出来たてのお茶もしっかりといただき、袋詰し日本へ持って帰る。あの茶葉がどこからお茶になるのか実際に体験しませんか。仮眠と食事は茶農の皆さんにお世話になり、台湾の農家生活も満喫できますよ。募集詳細はこちらから
管理人のひとり言 4月14日(農暦弥生6日)更新
桜の花もピークを超え季節は初夏へまっしぐら、、、とはいかないようで、寒い日が続きますね。回りにも体調を崩している人を多く見かけます。この季節体調の管理にはご注意ください。管理人は文山包種茶効果?のせいか「元気だけがとりえ」を保っております。
 茶産地より製茶開始の声が届き始めました。いよいよ春茶の始まりですね。茶香好友では台湾茶を自分で作ってみたいという人に最高のプラン、製茶実習を行っています。茶師が忙しい時ですが、よりおいしいお茶目指して自分たちでお茶を作ってしまうプランです。摘み取った茶葉がどの過程でどの香り、こんな疑問が一発で解決。ちょっとマニアックな企画ですが興味のある方はこちらからどうぞ。茶葉、茶器の購入もできます。
管理人のひとり言 4月20日(農暦弥生12日)更新
二十四節気の一つ旧暦三月中気「穀雨」ですね、準備の整った田畑に百穀を潤す春の雨が降るころです。お茶の世界では清明節より穀雨までに作られたお茶を「雨前茶」といいます。中国緑茶の明前茶に続くおいしいお茶が取れる季節として知られています。今年のお茶もおいしいですよ。
 5月製茶実習参加者の募集を行っています。製茶作業で茶師が忙しい時ですが、一番茶葉のよいときにお茶を自分で作ろうという企画。台湾茶のいろはがよくわかりますよ。ちょっとマニアックな企画ですが興味のある方はこちらからどうぞ。茶葉、茶器の購入もできます。
管理人のひとり言 4月28日(農暦弥生20日)更新
毎日毎日台湾茶師より製茶開始の便りが届きます。いよいよ春茶の生産が本格化してきましたね。管理人は5月12日より台湾各地の茶園めぐり、茶師と真剣勝負をしてきます。特に文山地区はホームグランドなので重点的に攻めてくるつもりです。製茶実習の合間を縫いながら茶師のお勧め茶と管理人の個人的においしいと思ったお茶、茶葉鑑定士のお勧め茶を仕入れてきます。作りたてのお茶の品質を見分けるのは何年経験しても難しいですね。春茶をお待ちの皆さんもう少しだけ我慢を、、、
 5月製茶実習参加者の最終募集を行っています。やはり自分で作ったお茶の味は格別、皆さんも一緒に茶摘から最後まで参加しませんか?参加希望の方はこちらからどうぞ。茶葉、茶器の購入もできます。5/11が最終募集締め切りとなります。

2005年5月

管理人のひとり言 5月5日(農暦弥生27日)更新
今日は「立夏」、暦の上ですが昼間の暑さはまさに夏の入り口ですね。管理人の家庭菜園も作業がほぼ終了、後は収穫の楽しみを待つのみかな。今年はナス、キュウリ、トマト、トウモロコシ、ヤーコン、長いも、にんじん、ブロッコリー、牛蒡、苦瓜、かぼちゃ、、、などなどいろいろな野菜を植えつけました。もちろん「スイカ」も片隅に植えました。やはり自分で育てた有機無農薬の野菜は安心して食べられます。
 5月製茶実習参加者の最終募集を行っています。やはり自分で作ったお茶の味は格別、皆さんも一緒に茶摘から最後まで参加しませんか?参加希望の方はこちらからどうぞ。茶葉、茶器の購入もできます。5/11が最終募集締め切りとなります。
管理人のひとり言 5月12日(農暦卯月5日)更新
暦の上では夏になりましたが、今年も天候不順で作物の作柄に大きな影響が出ています。例年5月中旬以降に梅雨入りする台湾ですが、今年はもう入梅。お茶を作る上では雨は天敵ですね、茶摘、日光萎凋といった大切な作業がうまくできません。雨の中摘み取った茶葉は温風乾燥させてから室内萎凋と作業していくのですが、味、香りともに落ちてしまうことは避けられません。今年の春茶は3月初めの大雪と早い入梅で大打撃を受けてしまいそうですね。
 管理人が遊びで作っている家庭菜園、元気に作物が育ち始めましたが、高温、低温と気温の変化が激しくストレスがたまっているようです。落ち葉、米ぬか、野菜くずで作った堆肥と落ち葉を燃やして作った草木灰で育てる野菜、水やりも一切せずに自然のまま育てています。今、馬鈴薯が一番元気です。茄子と間違えてしまうような花も咲き始めました、まもなく新ジャガに生乳で作った手作りフレッシュバターが登場です。新玉ねぎとともにコロッケも美味しそうですね。
管理人のひとり言 5月19日(農暦卯月12日)更新
台湾の茶畑をまわってきました。一言で言えば品質のよいお茶の量が非常に少ない。たぶん8月から10月はお茶がなくなるのではないかと心配が先にたつような状況です。今年は入梅が非常に早く5月8日ごろより今日までまったくお茶が作れない日が続いています。茶葉の摘み取りタイミングを逸してしまったものも多いようです。3月の大雪、5月の入梅と豪雨、自然が相手のお茶作りとはいえ茶師の苦労は大変なものがありますね
 今回、台北市内の雑誌などで有名な茶販売店を10店ほどまわってきました。目的は市場調査、阿里山の春茶(青心烏龍種と金萱種)を購入して試飲してみました。懇意にしている林茶師を交えて正式な方法でテイスティング。結果は恐ろしいものでした、、、夏茶が6点、冬茶が2点、ブレンドが2点。台湾産でないお茶が5点とすべての看板に偽りあり。金萱茶では6点が着香剤(人工香料)を使用していました。また全体の20点中9点にはアミノ酸が添加されていました。いずれにも表示はされていませんでしたが。価格は現地価格で100g/¥1700から¥4500まで、台湾でこのような状況だと国内で売られているお茶はどうなのかちょっと心配です。
管理人のひとり言 5月26日(農暦卯月19日)更新
同業者の友人が台湾の茶園めぐりから帰ってきました。「良いのが少ないね」これが帰国第一声。管理人とは好みが異なり、焙煎系の茶葉を好む氏にも良いお茶が少ないと言わしめるこの状況。3月初めの降雪、5月初頭からの入梅、これがお茶の味を変えてしまった原因です。
 全般に渋み、苦味が口に残ります。これは降雨によって茶葉の水分量が多いことと、日光萎凋ができないことなどがひとつの原因です。茶葉の表面に夜露や水分が残っていると、そのあとの萎凋作業が難しくなり、良いお茶が作れなくなります。良心的な茶師は晴れない日にはお茶を作りません。坪林の蘇茶師もそんなひとりですね。  こだわりと言うより、お茶に対して愛情を持った茶師がつくりあげたものは美味しい。こんな茶師の指導で「東方美人」がつくれます。今、参加者を大募集中です。茶葉が小さいのでたくさんの人で茶摘しないとたいへん。皆様の参加をお待ちしております。募集の詳細はこちらより。

2005年6月

管理人のひとり言 6月2日(農暦卯月26日)更新
今年の春茶、美味しいお茶の収穫量が少なかったのでなかなか皆さんに販売することができません。残念ながら教室関係の方を優先して販売することにしました。価格はぎりぎりまでコストをカットして昨年並みの価格を実現しました。
 梨山翠峰(2160m)、龍鳳峡(1460m)、番仔田、樟樹湖烏龍(1625m)、凍頂烏龍、雪山烏龍、埔里四季春、新竹青心大有、竹山烏龍、竹山金萱、深坑翠玉、奇来山、文山頭等、文山金萱、凍頂四季春が入荷しました。ご希望の方はメールでご連絡ください。数量限定なので早い者勝ちです。各教室開催時にも販売する予定です。ほかに飲み頃になった文山東方美人1年物、文山冬茶頭等もあわせて販売いたします。生産後1ヶ月経過しそろそろ飲み始めても良い時期になりました。
 「東方美人を作ろう」という企画があります。募集の詳細はこちらより。
管理人のひとり言 6月9日(農暦皐月3日)更新
来週16日より台北世界食品展が台北世界貿易センターにて19日までの日程で開催されます。われらの文山茶推廣中心も出展します。管理人も一日遅れの17日より最終日までブース商談担当(?)としてお茶をひたすら飲んでます(笑)。台湾に来る予定のある方お立ち寄りください。美味しいお茶をご馳走いたしますよ。このイベント出席ため16日より21日まで台湾でお仕事、あわせて東方美人も作ってくるつもりです。この間のお問い合わせやご注文は22日以降になりますのでご了承ください。
 今年の文山茶は美味しいですね。坪林産のものがピカイチ、石碇や深坑はその次ですね。でも台北市木柵や南港のものは出来が悪いようです。やはり水源地帯で栽培されたお茶は格別なもの、俗世よりかけ離れた桃源郷が生み出す幻なのかな。そういえば坪林の蘇茶師の家にも頭等奨受賞のお祝いに行かないとね。
管理人のひとり言 6月16日(農暦皐月10日)更新
本日16日はチーム好茶のイベントでした。終了後バタバタと連絡をし夕方には成田へ、今日の深夜には台北に到着です。台北世界食品展が開催されており、19日まで文山茶ブースのお手伝いとなります。もちろん展示会の終了後は美味しいお茶を求めて深夜までさまよい歩きますが。このショーご参観予定の皆様、会場で見かけましたら声をかけてくださいね。美味しい文山包種茶が待ってますよ。
 今回の目的は文山包種茶、東方美人の品定めと買い付け。美味しいお茶があれば迷わず茶師と交渉しゲットしてきます。東方美人は夏休み頃にお披露目できるかな、今年の異常気象で作柄が心配です。そういえば新竹や苗栗では梅雨末期の大雨で相当な被害が出ています。また、嘉義県や南投県でも被害が出ていますね。今年は台湾茶受難の年になってしまいました。人的な被害が最小限に食い止められることを願いつつ、現地台湾に出発いたします。この間にいただいたメールやご注文は22日以降となりますのでご了承ください
管理人のひとり言 6月23日(農暦皐月17日)更新
今回の台北世界食品展では「花蓮県高茶師」「阿里山梅山郷農會」「林木連茶葉改良場場長」とゆっくり話をする機会が得られ、ますます深みにはまってしまっていく自分を感じていた管理人です。共通して話があったのはでたらめなお茶を販売している茶商の多さ、茶師の名前をかたって販売している人、大陸のお茶を台湾産として売る人。同じお茶を扱うものとして悲しいですね。本物を手軽に飲んでいただけるよう努力したいと思います。
 どちらかというと文山系の焙煎香のないお茶が好きな管理人。今回、凍頂の林桓渝茶師の力作をゆっくりと味わい、焙煎系のお茶も悪くないなと考えを改めるとともに、初めて飲んだ凍頂烏龍茶の思い出がよみがえりました。また、蘇寿茶師の60年前につくった陳年文山茶の衝撃的な味にはノックアウト。パパ茶師秘蔵のお茶と最高の出会いがありました。花蓮高茶師の奥様にはいろいろなお茶をご馳走になり、特等奨、頭等奨、台湾第一好茶優良奬、烏龍、金萱、緑茶とたくさん飲みました。毎回毎回新しい発見のある台湾、「麗しの島台湾」に乾杯。
管理人のひとり言 6月30日(農暦皐月24日)更新
製茶したての東方美人と1年間熟成させた東方美人、同じ茶師がつくったお茶を飲み比べてみました。やはり1年熟成させたほうが深みがあり桁違いに美味しかった。よくつくりたての台湾茶が美味しいと持ち上げている人がいますが、どの茶師と話しをしても最低3週間は熟成させなさい、と言われます。続いて昨冬茶のチェックを行いましたが、まさに飲み頃になっていました。深い香りと味はつくりたてのものとは別物、この味と香りを知ってもつくりたてが美味しいという人はいるのかな?
 昨年の春一般のショップで購入したお茶を数点飲んでみましたが、味も香りもないし、金萱茶では異様な臭いがします。茶師に現品を送りチェックしてもらったら、なんと台湾製のお茶ではなく大陸のもの。しかもうまみ調味料と着香剤が使われているとのこと。今春台湾の有名店で買ったものと同じだよとの返事。このようなものを使ったお茶は半年でまずくなってしまい、熟成などできませんといわれました。うまいものはもっとうまくなり、まずいものはもっとまずくなるのが経年変化なんですね。