管理人のひとりごと 2005年10月-2005年12月

2005年10月

管理人のひとり言 10月06日(農暦長月4日)更新
冬茶製茶実習参加者募集も間もなく終了、後半日程は満席となりましたが、前半日程(21、22日)はあと2名の枠がございます。幸いにして先週の台風の被害も少なく、茶葉の生育は順調との連絡が届いております。あとは、当日の天候に恵まれるように参加者全員でお茶の神様にお祈りしましょう(笑)。茶師は比賽(コンテスト)に出品するお茶をつくる一番の時期と張り切っています。参加者全員の力を結集して比賽茶に負けないものをつくりましょう。参加ご希望の方、詳細はこちらよりどうぞ
 文山地区は台北市水源地区なので乱開発が禁止されています。山頂部まで切り崩して茶畑にしていないので、多少の大雨でも調水、保水機能が健全に働いています。美味しいお茶を求めている私達ですが、環境破壊に手を貸すようなことにならないように注意しなくてはいけませんね。昨今の異常気象が通常化していることに関して危惧を抱いています。
管理人のひとり言 10月13日(農暦長月11日)更新
冬茶製茶実習参加者募集は好評のうち終了いたしました。ご参加申し込みいただいた皆様ありがとうございます。今年の冬茶は総勢14名でチャレンジします。蘇茶師、大人数でお世話かけますがよろしくお願いいたします。管理人は10/20より10/29まで台湾滞在のためHP更新、メールの返事、商品発送ができませんのでご了承ください。
 今年はキンモクセイの花期と雨が重なってしまいました。一年一回、ほんの短いキンモクセイの花期にしか行えない、生花を使った野点ですが今年は残念ながら一度も開催できませんでした。管理人の家に咲く花を少々集めましたので、各教室でおさわり程度ですが楽しむことができそうです。茶楽教室は10/15に、都賀好茶教室は11月の定例レッスンで楽しみましょう。
管理人のひとり言 10月20日(農暦長月17日)更新
冬茶製茶実習の旅に本日より出発いたします。少し天候が心配ですが、そこは晴野晴男の管理人の力でバッチリといきたいですね。前半出発の皆様には今晩子爵飯店でお会いできますね。後半出発の皆様には25日朝出発時にお会いできます。昨日朝9時の気温が25度、まだ半そでがほしくなる陽気です。でも、坪林の山奥は朝晩と日中の温度差が大きいので準備はしっかりとお願いします。
 管理人に対するお問い合わせには29日以降の返事となります。また、この間ご注文いただいた品物は29日以降の発送となります。ご迷惑をおかけいたしますがご了承願います。
管理人のひとり言 10月28日(農暦長月26日)更新
またまた普通でない製茶実習となってしまいました。夜は星空ですが昼は雨、茶摘から日光萎凋は断念し、温風萎凋でなんとか製茶をしてみました。最後の手段を体験できたのは良い経験でしたが、やはり青空の下で製茶したかったな。前半は製茶テクニックに深くふれることができました。後半は同じ茶葉を使い3組に分けて製茶、それぞれ違うお茶になりました。改めて茶師のすごさを実感しました。
 日々これ勉強、何回トライしても同じお茶にはなりません、奥深いですね。次こそ次こそと熱意を持って取り組んでこそ、道が開けるのでしょうか。最高の状態である茶葉を使い、茶師の熱意と天の恵みが生み出す「自然の恵み」、改めてお茶のすごさに身が震えました。

2005年11月

管理人のひとり言 11月3日(農暦神無月2日)更新
昨日菩提寺の天台宗赤城山延命寺ご住職と話をする機会に恵まれました。何かの話のときに台湾のお茶の話になり、ご住職より「凍頂烏龍茶って美味しいんだよね」の一言。日本のお寺のご住職の口から台湾茶が美味しいという声を聞いたとき、なんて不釣合いなのかななどと不謹慎にも思ってしまいました。思えば大陸でも日本でもお茶を庶民に薬湯としてふるまい、広めてくれたのです。ご住職が台湾茶を飲んでも何の不思議も無いのですね。その日は明日美味しいお茶をお持ちしますと別れました。翌日、文山包種茶をご住職に差し上げると不思議な顔をして受け取ってくれました。夕刻、実家へ電話があり、こんなに美味しい台湾茶ははじめて飲みましたとのお礼、文山茶フリークの管理人の面目躍如というところ。
 人生を見つめなおす機会を得ることができ、久しぶりにいろいろ考えて見ました。まだまだ未熟な管理人、もっと精進、切磋琢磨し勉強をしていきたいなどと考えてしまったのも、秋だからなんでしょうか。
管理人のひとり言 11月10日(農暦神無月9日)更新
先日、農業試験場にて緑茶と包種茶生産実習に参加することができました。製茶機械メーカーの釜炒緑茶生産インストラクターのご指導により、茶葉を鉄鍋で炒めて殺菁しました。秋穂には少し遅かったので茶葉は硬めでしたが、釜からは青い香りの後に香ばしい釜香があがりました。揉捻は手もみと機械をつかったものをそれぞれテスト。管理人と同行した教室の生徒さんも体験実習しました。試飲をした結果、香りは満点、甘みのあるお茶となり、春先の釜炒茶に期待を持たせてくれました。参加の生徒さんは自分でつくった緑茶を持ち帰り満面の笑顔。早朝から深夜までご苦労様でした
 包種茶は走水命で試験場の方が不寝番、「やぶきた」を使った釜炒包種茶をつくってみました。釜の温度を緑茶より50度下げて殺菁、揉捻をかけ乾燥。さっそく出来上がったお茶を台湾式で淹れ試飲。香りは少し違う香りがはいりましたが、味は甘みがあり、水色は良好。来春の台湾殺菁釜を使った試作品に大いに希望が持てる試作会となりました。お誘いいただいた、農業試験場技官の皆様、関係者皆様、参加の生徒さんありがとうございました。
管理人のひとり言 11月17日(農暦神無月16日)更新
自分でつくった冬茶を週に3回試飲し続けています。作った当初の香り味から熟成度が少し進みました。やはり飲み頃は12月中旬以降でしょうか。後半につくったお茶は高級茶ともいえる香りが漂い始め、思わずにっこりとしてしまいます。蘇茶師のお茶と比較してしまうと格段の差がありますが、至福のひと時です。
 まもなく文山地区も比賽(コンテスト)のシーズンです。今年の入賞茶はどんなお茶なのか、すぐにも台湾に飛んで行きたい気持ちです。今年もお世話になった茶師の皆さんが入賞してくれればうれしいのですが。今年の天の恵みと茶神の微笑みは誰の元に届くのでしょうか。
 12月の教室(忘年会兼)は大盤振る舞いの比賽茶を楽しむ会にしたいと企画中。都賀教室、茶楽教室共に美味しいお茶を楽しみましょうね。台湾第一好茶優良奬も候補に入っていますが、どのお茶になるかはお楽しみに。
管理人のひとり言 11月24日(農暦神無月23日)更新
今年も冬茶比賽(茶葉コンテスト)があちらこちらで開催されています。私の愛する坪林では文山包種茶比賽の真っ最中、今週末には各賞の発表があります。昨年の製茶実習時には審査の真っ最中見学に行きました。責任者の李盛主任は今頃かんづめで審査の真っ最中なんでしょうね。台湾行きたい病がうずうずし始めました。いつもお世話になっている茶師の結果も気になります。
 台湾では夫婦共稼ぎが普通です。朝も昼も夜も外食になることが多いので、屋台が早朝から深夜まで営業しています。これは市内だけではなくベッドタウンでも同じですね。もっとも坪林の茶村では非常に少ないのですが。定宿の子爵飯店隣に中学校がありますが、朝7時には通学、5時ごろまで勉学。毎日8時間の授業をこなしています。日本よりはるかに多いですね。学成さんも通学の途中で朝食の購入、教室で食べている姿を見かけます。会社でも始業時間にはまだ食事をデスクでとっている姿もありますね。台湾に行きだした頃ビックリした事を思い出します。

2005年12月

管理人のひとり言 12月01日(農暦神無月30日)更新
文山包種茶冬茶比賽の速報が届きました。いつもお世話になっている蘇茶師は貳等奨と参等奨を受賞。連続頭等奨受賞は途切れてしまいましたが、受賞してくれたのはうれしいですね。この貳等奨を受賞したお茶は運良く?私の手元に少しだけあります。冬茶生産が始まってすぐのお茶でしたが、製茶実習時に気に入って購入してきたものです。今月の教室で皆様にもご披露したいと思います。
 パスポートの有効期限が残り6ヶ月を切ってしまい再申請に行ってきました。台湾や韓国などノービザで入国できる国は多くありますが、有効期限6ヶ月以上の条件付が多いですね。申請書の写真は顔の大きさをメジャーし、本人確認の質問、この時住基ネットなるもので住民票の代わりにチェックをしていました。法施行されてから相等経ちますが、初めて使っているところを見ました。こんなのあったんだという感想ですね。これだけの期間使う必要のなかったものに国はいくら投資したのだろう。小企業の苦労など知らない行政に腹が立った一日でした。
管理人のひとり言 12月08日(農暦霜月06日)更新
今日は大雪、暦の上では「里にも雪が降る頃である。北国にこの頃に降った雪は根雪となり、春まで大地を覆う。」と言われています。熱いお茶がご馳走になる季節です。この時期にお茶を淹れる秘訣は「茶船」にあります。TVなどではビジュアル的に美しくないのか使われない道具の一つです。しかし少し厚手の茶船にたっぷりとお湯をはる事によって、茶壺をしっかりと保温し味と香りを引き出すのです。寒い日にはたっぷりのお湯、使われていない方は是非お試しを、お茶の味と香りがグッとよくなりますよ。
 もうひとつ忘れてならないのが「昭和16年、日本軍の真珠湾攻撃で戦争が始まった日」であります。台湾、韓国、大陸など東南アジアを中心に仕事していると、過去の戦争は過去にしてはならぬ。台湾では戦争は憎んでも日本国民は憎まない、これほど心を大きく持てる台湾の人々に敬意を感じます。もちろん台湾以外の東南アジアの人の心も涙がこぼれるほど温かいですね。人の心を大切に、今日はこんな日なんでしょうね。
管理人のひとり言 12月15日(農暦霜月13日)更新
寒波襲来、管理人の居住地千葉県東金市では池に氷が張っています。屋根に霜が降りたのはだいぶ前より、最近は霜柱まで立っています。台湾にはじめて行った二十数年前、摂氏8度になった日、異常寒波襲来との報道がありました。思い起こせばこの当時TVは地上波が3チャンネルだけだったんですね。今では100チャンネル当たり前の台湾とは大違いです。当時はやり始めていたのがMTV、レンタルビデオ個室と言うべき商売です。その後KTV、今のカラオケボックスの原型です。寒い朝にいろいろと昔を思い出してしまいました。
 先週からちょっとした出来事が続きました。有言不実行の輩が多いこと、いい訳ばかりで実がない。今年を漢字であらわすと「愛」となったそうですが、管理人にとって今年を漢字であらわすと「信」になりそうです。「縁」があってお手伝いしても「信」がなく、結局「縁がなかった」になってしまうことの多いこと。世の流れとはいえ嘆かわしいことです。こんなこと言っている管理人はじじいなのかな。
管理人のひとり言 12月22日(農暦霜月20日)更新
12年間使っていた自家菜園用の畑を返却しました。隣接している季美の森ゴルフ場の手入れが非常に悪く、笹竹やくずが夏になると大挙して攻めてきます。スギナや茅にも攻め込まれ難儀していたところに、隣の畑が無人化して雑草の海。今年は気合を入れて何とか乗り切りましたが、使用料金の値上げが決定打となりました。涙をのんで断念することにしました。関東ローム層の赤土から黒土たっぷりの畑らしくするまでの苦労が、、、
 安全な野菜を食べたいという「食いしん坊」からはじめた自家菜園、キャリアも40年と年季だけは入っています。落ち葉や野菜くずから堆肥を作り、竹から炭を作り、アサリやハマグリから石灰を作る。作った野菜は鳥にあらされますが、農薬を撒いている畑の野菜は鳥も食べません。やはり獣や鳥の食害にあうような野菜のほうが安全なんですね。来年は庭先でちょぼちょぼになりそうです。赤ジャガイモを楽しみにしていた人、ごめんなさい。
管理人のひとり言 12月30日(農暦霜月29日)更新
今年最後の更新となりました。毎週木曜日更新を目指して1年間何とか続きました。毎回勝手なことを書き綴ってきました管理人ですが、2006年も同じように好き勝手に書き綴っていくつもりです。皆様方からの貴重なご意見は管理人にとっての肥料です、今後ともよろしくお願いいたします。そろそろトップページのリニューアルもしたいのですが、なかなかよいものが出来上がりません。もうしばらくこのままお付き合いください。
 年明け早々1月8日より台湾に行ってきます。冬茶の熟成も進みそろそろ美味しいお茶と対面できそうなので、旧正月前に最終選別し日本に送る手続を行ってきます。いつもどおり駆け足で台湾を走り回ってきます。冬茶の高級品は不作で「偽装茶」が出回っています。自分の五感を研ぎ澄ましてお茶と会話してきます。2006年管理人は台湾と日本において製茶実習を行い、台湾茶に対する造詣を深め、これを目標として飛び回りたいですね。