管理人のひとりごと 2008年10月-2008年12月

2008年10月

管理人のひとり言 10月2日(農暦長月初4日)更新
またまた台風が台湾直撃、大きな被害が出ました。台湾に連絡したらいつもと同じ程度の台風、会社も学校も公休になって子供が大喜びしたと言って笑っていました。管理人も何度となく台湾で台風に遭遇しました。淡水河の堤防が決壊して松山空港が水没した時には、宿泊していたホテルの1階が水没。二階からボートで脱出して別のホテルへ移動しました。別の台風では街路樹のゴムの樹が根から抜けて道路に吹き飛ばされ交通遮断。翌日、高雄空港から香港に飛び立つ前日、松山空港から高雄まで予約していた飛行機は当然運休。台北駅から各駅停車しか運航していない中、14時間かけて電車で移動。台風のさなか阿里山で茶農と話しこんでそのまま民泊、翌日道路ががけ崩れで孤立、3日間山に閉じ込められたこと。台湾の台風は出来立ての生きの良さが自慢(笑)、日本の台風とは別の意味ですごいものがありますね。今回の台風で被災されてしまった方に心からお見舞い申し上げます。
管理人のひとり言 10月9日(農暦長月11日)更新
米国発世界不況が予想通り拡大を始めました。数年前から予測された事態ですが、もっと早く手を打てなかったのでしょうか。予想外といえばノーベル物理学賞、化学賞と価値のある賞を日本人が受賞したニュースが伝えられました。バブル前の古き良き時代に研究者が自由な発想で研究を行えたことが一番の要因なのでしょう。この時代の日本には直接お金に結びつかないものでも研究できる心の余裕がありました。企業も国も個人もいろいろなものに興味を持ち、すぐに代償を得られないことを承知で研究を続けられた時代です。近年日本人が受賞したノーベル賞の研究はほとんどがこの時代のものです。そういえば以前にどこかの国でノーベル賞を受賞した人がこんなことを言ってました。ノーベル賞をもらうにはとにかく長生きすること、それが唯一の道だと。数十年前の研究成果に対して贈られた今回の賞では、まさにその通りといった感です。
管理人のひとり言 10月16日(農暦長月18日)更新
今年も金木犀の花が開花し、そろそろ終わりを告げようとしています。台湾茶の世界では木犀の花を入れて桂花茶を楽しむことがあります。台湾では金木犀より銀木犀のほうが一般的なので、1年に数回楽しむことができます。香りは金木犀より銀木犀のほうが良いのですが、茶壺や蓋碗に金木犀の生花をたくさん入れてお茶を淹れるとほのかな香りと色の取り合わせが素晴らしいと感じます。今のシーズンだけ楽しめる贅沢なお茶の楽しみ方ですね。花のオフシーズンには乾燥させた木犀の花を使って桂花茶を楽しむことになりますが、生花を冷凍してクリスマスやお正月に楽しむのも良いと思いますよ。このシーズン野薑花の香りが素晴らしいので、このつぼみを使ってお茶を淹れるとまた別の楽しみ方ができますね。いろいろな花で試して、よかったと思うものがありましたらお知らせください。
管理人のひとり言 10月23日(農暦長月25日)更新
明日より台湾でお茶三昧です。その前に大騒動が、白い犬のCMで有名な携帯電話会社の携帯電話を契約したのですが、大問題が発生。HPをチェックし通話エリア内であることを確認し、直営店で契約をしたところまでは順調。お店ではアンテナも3本立ちフムフム。家に到着したら圏外の表示が・・・。大都市内で仕事をしているときは問題ありませんが、家に帰ると圏外。しかも家にいるとバッテリーが半日しか持たず、常に電源につないだ状態。店に半日しかバッテリーが持たないと言ったら、修理に出してみますが、機械の問題ではないと思いますの一言。予想通り異状なしで返却。先日、お客様相談室にどうして圏外になるのに携帯を販売するのか問い合わせました。責任者のH氏によると当社では通話エリアとして認識しています。通話できる場所に移動してご利用ください。圏外になるのは当社では対応できません。2時間ほどの無駄な会話。わかったのはこの会社は携帯さえ売れれば、あとの顧客サービスは考えていないということでした。はっきりと圏外になっているが調査することはなく、改善の依頼をするが何年先になるか約束できないと、何度も繰り返していました。S社長さんの経営方針は儲かれば良いという、会社第一主義だったのですね。CMで白い犬が登場するたびに腹立たしい思いをしています。皆さん、この会社と契約するときは、慎重にも慎重に契約書をすべて細かいところまで熟読してからにしましょうね。無駄なお金を使って損(孫)するのは私が最後になりますように願っています。私の携帯は料金だけ支払って使えないゴミだったのです(涙)
管理人のひとり言 10月30日(農暦神無月初2日)更新
台湾に到着し、阿里山の茶区をしっかりとまわってきました。ちょうど生産の真っ最中、あちらこちらで茶摘や日光萎凋を行っている様子が見られました。最近味が少しずつ落ちてきた梅山茶区も回ってみるとその原因がわかります。変わって美味しいお茶が増えてきた樟樹湖茶区、なぜ美味しいお茶が増えてきているのかもよくわかりました。阿里山全体の生産量はあまり変わらないのに、販売総量が数倍になっているのは、大陸産のものがブレンドされているからです。その現場もしっかりと確認してきました。まじめにやっている農家と儲け主義に走っている農家、最後はどちらが生き残るのか。この結論は時間が経過してみないとわかりませんが、前者に生き残ってもらいたいものです。続いて梨山系の茶区も回りましたが、そちらの報告は次回に。

2008年11月

管理人のひとり言 11月6日(農暦神無月初9日)更新
今冬の梨山茶は価格高騰、翠峰、華崗、福寿山、天府、佳陽、旧佳陽、新佳陽、大禹嶺と一通りチェックいたしましたが、現時点でこれはというのは大禹嶺、翠峰、華崗、福寿山、新佳陽の茶区。大禹嶺はちょっと手が出せない価格で断念、ほかのお茶も昨年の倍以上でもよいものが購入できないほどです。これは産地での大陸茶混入を防ごうという努力のため、販売数量が極端に減少しているからではないかと思われます。変なお茶が混入されないので品質は良いのですが、ますます高根の花になるのは困ります。台北市内では相変わらず混ぜものをして増量したお茶が堂々と有名店で販売されいました。昔のようにマジに作ったお茶がきちんと販売される日はいつになったら来るのかな。
管理人のひとり言 11月13日(農暦神無月16日)更新
製茶実習で作ってきたお茶、蘇さんの在庫から選りすぐってきたお茶、梨山のお茶を飲みまくりやっと選んだお茶、花蓮高さんの茶蔵にあるお茶を飲みつくして選んだお茶。こんな作りたての冬茶がそろそろ試飲の時期となりました。日本の水と空気でこのお茶がどのように花咲くのか楽しみです。本日の都賀教室から始まり、茶楽教室、研究会と各教室の生徒さんや講師の皆様に試飲してもらい意見を聞き、来年のお茶に反映する。一番の楽しみですが、一番緊張するときでもあります。今年の冬茶はちょっと高いけど美味しい、これが私の感想。さて皆様からの反応は・・・。
管理人のひとり言 11月20日(農暦神無月23日)更新
製茶実習で作ってきた紅茶、熟成も進み美味しくなりました。出来立ての味と香り、今と比較すると雲泥の差。もう少し熟成させたいところですが、持ち帰った茶葉が少ないので楽しみながら飲みだすことに。昨日は茶凍(紅茶ゼリー)にして楽しみました。初めて作った蜜香紅茶、想像以上の出来栄えに来春の計画にも力が入ります。蜜香紅茶、大葉紅茶、紅玉紅茶どのお茶にしようか最終選択にも苦労しそうです。個人的には紅玉紅茶(台茶18號)に興味があるのですが、高茶師の内諾ももらっているし・・・問題は日程と製茶時間がもう少し長くなることを解決しなくては。自作のお茶を飲むと作った時の楽しさや茶師の言葉がフラッシュバック。やはりお茶づくりは楽しいですね。
管理人のひとり言 11月27日(農暦神無月30日)更新
花蓮縣瑞穂郷より戻ってから茶凍(茶ゼリー)にはまっています(笑)蜜香紅茶、蜜香緑茶、文山包種茶、東方美人茶、梨山翠峰、赤柯山高山金萱茶、三峽碧螺春、文山紅茶、三峽紅茶、日月潭紅茶と手当たり次第に作って食べてみました。食べられるお茶という感じで、とても楽しいですね。原料は麒麟草と書いてありますが、調べてみたら日本では珊瑚草と呼ばれるものに近いようです。赤い珊瑚のような海辺の海藻で80度以上のお湯に簡単に溶けます。常温で素早く固まってしまうので手軽さは最高。先月に引き続き今月の教室でも茶凍を作って楽しみたいと思います。参加の皆様お楽しみに。

2008年12月

管理人のひとり言 12月4日(農暦霜月初7日)更新
三重県松阪市で上水道の受水槽に遺体が一か月放置されていたとの報道がありました。20年近く前に仕事の関係で受水槽や貯水槽を調べることがありました。屋上に設置されている貯水槽のふたを開けると、鳥の死骸や猫の水死体などの異物が多く見受けられ吃驚したことを思い出しました。最近このような話題を聞かなくなったので、管理が徹底してきたのだと安心していたのですが。同じ時期、台北市内の水質も調べましたが水道水のきれいなことに驚いた記憶があります。当時の東京都の水質基準を軽くクリアーできるものでした。いまだに水道水を直接飲む事はありませんが、普通に飲める基準なんですよ、台北の水は。
管理人のひとり言 12月11日(農暦霜月14日)更新
鴻山流泡茶師の立川さんが開いている、紅茶教室「Cha Tea」監修の紅茶関係書籍が出版されました。「紅茶のすべてがわかる事典」で2008年12月1日発売されました。ナツメ社発行で1冊1,500円(税別)です。紅茶のおはなし、紅茶をおいしく淹れる、ブレンドティーに挑戦、バリエーションを楽しむ、ティーフードを用意する、ティーパーティーを開く、紅茶をもっと楽しむためのカタログがきれいな写真、読みやすくわかりやすい文章で表現されています。書店で見かけたら、ぜひお手に取ってください。
管理人のひとり言 12月18日(農暦霜月21日)更新
昨日、NHKの「とっておきTokyo便 「紅茶の楽しみ方」」という番組が昼前に放映されました。花蓮の紅茶づくりに参加した夫妻、鴻山流泡茶師のChaTea紅茶教室のみどりちゃんなどが紅茶について語っていました。花蓮で紅茶を作った時の写真が映し出されており、私も片隅に映っていました(笑)。お茶を通じて人が集まり、輪が広がる。そしてその輪がまとまり広がりを作る。まさしく「茶香好友」の精神そのものなんですね。緑茶、紅茶、台湾茶、大陸茶、珈琲いろいろなお茶に、いろいろな輪ができる、夢が広がりますね。
管理人のひとり言 12月25日(農暦霜月28日)更新
米国の風邪ウイルス(経済不況)が日本に伝染し、日本国内は重傷状態から危篤状態へと向かっているようです。政府の無策はひどいもの、小泉改革がこの原因を作り出した病巣なんですが。あの時熱烈に支持し小泉自民党に投票した人はこの事態をそのまま受け入れてほしいと思っています。いつの日か、国民不在の選挙、政治、官僚支配となってしまった日本、このまま推移してしまうと、世界時計23時59分59秒となってしまう日がすぐそこという感が強くなりました。しかし、今の日本国をかじ取りできる政党や政治家がどこにもいないという現実、国民の選択肢はだんだん狭くなるようです。もうひとつ納得できないのがNHK、なぜパンダは中国語発音で原稿を読むのに、地名や人名はあえて日本語読みするのでしょうか。たとえば台北を「たいほく」と読むのはおかしいと思わないのでしょうか。なのになぜ北京は「ほっきょう」と読まないのか、本当に統一性のないでたらめな放送局です。