管理人のひとりごと 2010年4月-2010年6月

2010年4月

管理人のひとり言 4月1日(農暦如月17日)更新
火曜日の季節外れの降雪で、台湾から持ち帰った種から育てているお茶の木の新芽が元気がなくなりました。庭先のジャガイモの新芽は壊滅状態。自然が持つ力の怖さをあらためて感じることとなりました。室内で冬越しさせている珈琲の木は二度目の冬を間もなく超えようとしています。我が家で茶摘みをし、珈琲の収穫ができる日ははたしてくるのでしょうか。台湾では春茶の生産が暖かいところから順次始まっています。あと3週間で台湾の茶畑かと思うと、心がウキウキします。早く美味しいお茶が飲みたいな。
管理人のひとり言 4月8日(農暦如月24日)更新
国民のための政治を行うのが政治家で選挙のための政治をしているのが政治屋なんでしょうか。最近の政治屋の発言を聞いていると、参議院選挙のための行動ということが頻繁に出ます。確かに多数決政治では、過半数を獲得した政党が全ての権限を握るので、選挙にかける気持ちはわかります。しかし、日本国沈没の危機にこんな悠長なことで良いのだろうか。米国で頭が飛び出てしまったためにたたかれたトヨタを見ればわかるように、米国一辺倒では日本の将来はないのと同じ。高級官僚と政治屋だけでは国は滅びる、国民あっての日本国ということを忘れてほしくないですね。
管理人のひとり言 4月15日(農暦弥生初2日)更新
清明節が過ぎお茶づくりも、これからが本番。緑茶は清明節前の龍井茶、碧螺春が出そろい、雨前茶が次々と作られてます。平地での四季春茶は2回目の春茶づくりに取り掛かっています。文山包種茶は生産のピークを間もなく迎え、美味しいお茶が次々と生み出されているようです。高山茶の生産も日当たりのよい茶畑より徐々に始まり、標高の高いところへと進んでいきます。梅雨近くには椪風茶(東方美人茶)や紅茶の生産が本格化し、春茶シーズンは終了します。茶師の眠れない春本番に突入。そういえば、紅茶のファーストフラッシュをいろいろ試飲しましたが、台湾茶とは違う美味しさを発見できました。お茶って、本当に魅惑的ですね。
管理人のひとり言 4月22日(農暦弥生初9日)更新
ネット環境がなく一日遅れの23日に更新しています。臺灣も天候不順の影響が強く出ていました。到着した深夜23時の気温が25度、翌日の最高気温は35度でしたが、23日は最高気温16度と、気持ちのよい気候になりました。今週末から来週にかけても猫の目天気が続くとの予報です。製茶実習当日の天候は神のみぞ知る、というところでしょうか。今年の春茶はこの天候に左右され、良いものと、そうでないものがはっきりしています。阿里山から南投縣にかけてお茶を飲みまくってきましたが、良いものをいくつかチョイスすることができました。これから北部地区のお茶をチョイスする日々が始まります。体の血液が全部台湾茶と入れ替わった感じです
管理人のひとり言 4月29日(農暦弥生16日)更新
台湾に到着したと思ったら帰国の日にちになってしまいました。台湾で二度目の更新をしたら日本へ出発です。この間台湾では大きな事故が発生しました。「山走」という文字が連日TVのトップで放送されました。台北から野柳へ向かう高速道路に山が崩れ落ち、車数台が巻き込まれたという事故です。大雨もなく地震もない原因が特定されていない事故です。坪林に向かう前日のこと、この事故が起きた場所のすぐ近くを通る予定でしたが通行止めのため、山道を進みました。帰り道は大型ダンプが土砂を満載して数多く通行していました。いち早く救出作業が完了することを祈ります。

2010年5月

管理人のひとり言 5月6日(農暦弥生23日)更新
帰国した日本も台湾に負けない暑さ。13日の国内茶摘み予定の茶畑の様子を確認すると、4月の寒さが影響して芽が小さい状態。ここ数日の暑さで、成長が加速されているので、予定通り茶摘みができそう。在来種とヤブキタ種のどちらになるかはギリギリまで判断できませんが、在来種の意外性が楽しみです。今回、瑞穂で作った「四季春紅茶」、あの四季春種特有の香りが見事に消せました。ヤブキタ種特有の香りも消せるのではないかと、ひそかな期待を持っています。台湾で新しいことを勉強し、国内で復習・活用。日々是学習です。各教室の皆様には実習で作ったお茶の試飲を予定しています。お楽しみに。
管理人のひとり言 5月13日(農暦弥生30日)更新
今日は神奈川県で茶摘みです。摘み取った茶葉は「小川誠二」さんに指導してもらい「青柳式釜炒緑茶」に仕上げる予定。残った茶葉は翌日、翌々日の二回に分けて紅茶を作ります。紅茶の作り方は花蓮瑞穂の高肇昫茶師直伝の台湾紅茶の技法を応用したものです。昨年春、秋に作った日本の紅茶、台湾の紅茶と並べて試飲できるのは週が明けてからになりそうです。今回は「めいりょく」を予定していますが、4月の寒さで新芽が遅く伸びが悪いとの情報があり、現地に到着してからの判断になりそうです。詳しい報告は来週までお待ちください。
管理人のひとり言 5月20日(農暦卯月初7日)更新
宮崎県で口蹄疫が発生し多くの被害が出ました。台湾では平成9年3月に大きな被害が出て以来、日本は台湾からの肉類の輸入を禁止しています。台湾は豚肉が主要輸出品目でしたが、この疫病によって豚肉産業は壊滅しました。この後も単発的に発生確認がされており、平成21年2月にも豚に発生しました。韓国では2010年1月から4月に各地で頻発、3月末には中国でも確認されています。この影響で塩素、ヨウ素、アルデヒド系消毒薬が品薄状態になっているようです。治療を行わず殺処分が唯一の方法である口蹄疫、一日も早い終息を願います。また、台湾のように食肉産業自体が崩壊してしまうことのないように国の対応を望みます。また、抜本的な対策を国が中心となって研究するよう望みます。
管理人のひとり言 5月27日(農暦卯月14日)更新
今年の春茶を楽しみましたか?季節は移り変わり、台湾では東方美人茶や紅茶の生産が始まりました。これから約ひと月の間、梅雨の止み間を狙って東方美人茶の生産が本格化します。今年は6月16日が農暦端午節ですが、例年この時期が生産のピークとなります。心配は降雨量が例年よりやや少なめ、気温が少し低め。ウンカが活動するのに最適な蒸し暑くジメジメした天候が続くこの時期なのに、異常気象がどんどん進行している感があります。人類すべてが一致協力して自然環境を守らないと、「お茶」がまぼろしの飲料になってしまう日が近そうです。

2010年6月

管理人のひとり言 6月3日(農暦卯月21日)更新
またしても1年続かない政権になってしまいました。自民党が作り上げた高級官僚支配政府と米国の属国としての位置付けを崩すことができなかったのは残念です。民間企業は赤字なら賞与カット、給与は減額なのに、赤字国債を大量に出している国関係者は満額もらえる。こんな国に税金払う庶民は国の奴隷としか思えない。戦後、米国が行った将来の小麦消費国としての日本、学校給食をパン食にすることで食生活の根底を変えようとする政策は成功しました。旧ソ連に対する布石としての基地も日本に経済負担させ、安保として合法的に認めさせました。米国による理不尽な支配は現在も続いているとしか思えません。日本政府はアジアをあまりにも軽視しています。次期政権がアジア外交を見下すのではなく、対等な立場として確立、継続してくれることを望みます。まず、教師を育成する学校建設、ノウハウの提供から始めてほしいと思うのは管理人だけでしょうか。
管理人のひとり言 6月10日(農暦卯月28日)更新
新政権の成否は高級官僚といかにして対峙するか、税金を食い物にしている輩を排除してこそ真の政治ができると思う管理人です。台湾華僑であった「蓮舫」大臣が誕生したのは想定内とはいえサプライズ。父親が台湾人で母親が日本人の大臣には、日本と台湾の国交、友好活動、文化交流、貿易拡大、観光事業なども合わせて期待しています。管理人が会社勤め時代にクラリオンガールとして一緒に仕事させていただいたこともあるので、親近感があります。当時「謝蓮舫」さんが本名だと伺った記憶があります。相当な逆風、プレッシャーがこれからわき起こると思いますが、久しぶりに期待したい大臣登場に拍手。もっとも、自民党の与謝野議員にはぼろくそに批難されてましたが。短命内閣とならないように全閣僚、きちんと仕事してもらいたいものです。日台友好がより深まることを期待してます。
管理人のひとり言 6月17日(農暦皐月初6日)更新
本日、台湾に出発です。今回は東方美人茶(椪風茶)と紅茶を一緒に作ってみないかという、蘇志成茶師のお誘いに乗って初めて企画した製茶実習・体験のテストバージョンです。ウンカの食害によって成長を妨げられた新芽が茶師の技術によってお茶になる。自然と知恵と技術の一体化を感じるチャンスです。空梅雨でウンカの活動がどの程度だったのかは現地に行かないとわかりませんが、楽しいお茶作りになりそうです。製茶実習の速報は出来上がりしだいUPしますので、お楽しみに。今回参加できなかった皆様、準備期間が短く予定が組めなかった皆様、1年後をお楽しみに。
管理人のひとり言 6月24日(農暦皐月13日)更新
東方美人茶と紅茶は一緒に作れるのか、美人茶は日光萎凋が命、紅茶は揉捻が命、だと思っていましたが、少し違っていました。美人茶は茶摘が命でした。日光萎凋の関係で正午がタイムリミットの茶摘、ウンカ芽の良いところだけを選んで摘み取ると、プロでも3両(100g強)がやっと。しかも夏の日差しの下で、大変な作業でした。花蓮の紅茶はじっくりと揉捻し、醗酵させる。文山の紅茶は揉捻、醗酵、揉捻、醗酵と茶葉の状態を見ながら繰り返す。似ていて違う作業です。場所が違えば作り方が違う、茶師が違えば作り方が違う。台湾茶の奥深さをあらためて感じました。自分で作ったお茶は格別なお茶です。皆さんも製茶実習・体験で自分だけのお茶を作ってみませんか。