管理人のひとりごと 2011年10月-2011年12月

2011年10月

10月6日(農暦長月10日)
毎年開催している製茶実習・体験/新台北市坪林区と花蓮縣瑞穂郷で、一緒にマイお茶をつくりませんか。現在、最終募集受付中です。製茶実習・体験では、茶摘みから最後の袋詰めまで自分たちで作業してみたいという希望の中から生まれました。台湾各地の茶農の中で、製茶技術だけでなく人柄のよい茶師を見つけ交渉。粘り強く交渉し、その分野でトップと言われる茶師自ら教えてもらえることになりました。文山包種茶、蜜香紅茶、蜜香緑茶、東方美人茶、小葉紅茶とレパートリーも増えました。縛り付けを無くし、各自の体調や大量にあわせて作業に参加できるようにしました。トップ茶師が作ったお茶を試飮しながら、茶師と話をする期間は、茶畑に立っている時間と並び最高です
10月13日(農暦長月17日)
毎年開催している製茶実習・体験/新台北市坪林区と花蓮縣瑞穂郷の最終募集受付中です。ご希望の方はご連絡ください。
10月10日は中華民国100年の建国記念日(雙十節)でした。辛亥革命により清国が滅び、元号を冠しない民國暦となりました。第二次世界大戦後、国民党と共産党の内紛を経て、台湾に政府を移して100年の節目を迎えました。親日国として、3月11日大震災時には国を挙げて義援金を募り全世界最大額の送金をしてくれました。米国の思惑に乗った日本政府は台湾から大使館を引き上げ、一地域として処遇してきましたが、この100年の節目に大きく目を開くべき。アジアの発展なくして日本の将来は無いと思うのだけど。米国依存はNO!
10月20日(農暦長月24日)
毎年開催している製茶実習・体験/新台北市坪林区と花蓮縣瑞穂郷の最終募集受付中です。ご希望の方はご連絡ください。
野田内閣に期待していませんでしたが予想通りの展開。年金支給繰下げ、増税戦略だけでなく、米国属国化政策である沖縄基地問題、TPP、牛肉輸入規制緩和には失望というより怒りがこみ上げます。震災復興の名目で一部返上していた歳費は元に戻し、議員年金廃止と言いながら温存する法律決定。国家公務員の給与や賞与は民間企業上位5%の都合の良いとこだけの平均。税収という収入の枠を超えて金を使い赤字になるなら、当然赤字解消まで賞与はカット、減給するのは当然でしょ。議員歳費大幅カット、政党助成金廃止、議員特権の廃止ぐらい直ちにやりなさい。その上での増税が順序です。
10月27日(農暦神無月朔日)
テレビ報道があったのかなかったのか「狭山茶の安全性の確保について」埼玉県HPで発表がありました。関東各地で原発事故後遺症が続く中で、市場販売されている狭山茶から放射性セシウムが規制値を超えて検出されました。当初「若芽・早摘み茶」だけでしたが、それ以外のお茶からも続々と検出されました。5月から行なった検体は僅か38のみ、県の体制・業者の判断は甘くなかたのでしょうか。関東各地のお茶が出荷規制される中、狭山茶は危険を含んだまま販売され続け消費されました。もちろん東電の怠慢は断固許せませんが、狭山茶関係者の猛省を求めます。人的被害はすぐに出ない放射性物質、本当に人に安全なのか?「食の安全」は譲れないと思いますが。

2011年11月

11月3日(農暦神無月初8日)
台湾に到着してまず、日本より活気を感じるのはなぜでしょうか。台湾の人に言わせると不景気だと、でも活気を感じます。不夜城台北に到着したのは日付が変わった頃。荷物を部屋におき買いだしと、小腹を満たしに夜市へ行ってきました。ちょっと食べて60元、日本円200円以下です。帰りにコンビニでビールとおつまみで70元。全部合わせても300円強で満足です。今日の更新は、台湾フードを食べ、台湾ビールを飲みながらです、もう日本時間2時を過ぎています。明日に備えて少し休憩しなくては、
ということで、10日まで台湾におりますので連絡やお茶の発送は遅れますのでご了承ください。美味しい冬茶を持って帰ります。
11月10日(農暦神無月15日)
台湾は真夏の陽気から一転、雨の多い冬の陽気にかわりました。花蓮瑞穂での製茶実習・体験は真夏の陽気で秋茶を作っているようでした。出来上がったお茶は冬茶のしっとりさではなく、秋茶の華やかさがあります。一転、文山坪林での製茶実習・体験は冬への変わり目雨のなかでした。文山包種茶生産のラストスパート時期が雨で台無し。今冬の文山包種茶は品質は良いが生産量が例年の3割程度。どちらのお茶も価格高騰は避けられそうもありません。実際台北市内の茶商では、昨年と同品質のものは価格が3倍でした。偽装茶も多く見受けられ、市場が混乱するのは避けられないですね。
製茶実習・体験にご参加の皆様、お疲れ様でした。次回は4月26日より開催予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
11月17日(農暦神無月22日)
今年の冬茶は日本と同じように天候不順に振り回されているようです。昼間暑く夜間は涼しい日が少なく、暑さがおさまらない日、雨が続く日が多かった。結果、香りは良いが水色・味が悪い。味は良いが香りが悪い、こんなお茶が多く作られました。良いものは、春茶に負けない上質なものですが生産量が30%程度。したがって上質なものは価格高騰、一般品質のものは豊作・価格低下となりました。偽装茶も大量に流入し阿里山茶・梨山茶・杉林渓などとして大量に販売されていました。台湾でご購入時に注意が必要です。低質な茶葉は焙煎という安易な手段で凍頂茶に化けているので、焙煎茶にも注意が必要です。花蓮瑞穂は高温高湿でウンカの発生が多く、良質な蜜香茶が出来ています。ただ、天候が原因で冬茶というより秋茶に近いお茶です。このような年は冬仔が出てくることが多いので、楽しみに待ちましょう。私が選んだお茶は、来週中頃より販売開始予定です。
11月24日(農暦神無月29日)
冬茶の販売に備えて「茶香好友WebShop」の運営システムをバージョンUP中です。現在、ショップページの作りこみとシステムの点検を行なっています。新しいシステムを導入しようとテストをしていますが、なかなか思ったとおりに動いてくれません。ということで11月24日より26日まで茶香好友WebShopは一時運営停止致します。ご不便をおかけいたしますが、リニューアルオープンまで少々お待ちください。27日オープンできるように鋭意努力中です。ご不明の点がございましたらこちらより問い合わせください。

2011年12月

12月1日(農暦霜月初7日)
福島市大波地区、伊達市小国地区と月舘地区で生産された米から基準量を超えた放射性セシウムが検出されたとの報道がありました。いつものように東京電力はダンマリ、企業として責任は感じていないのでしょうか。ドイツ国内の原発から出た使用済み核燃料に関して鉄道輸送に反対する大規模なデモがありました。日本国内で発生する高レベル放射性廃棄物などの最終処分なども決めずに原発を推進した当時の政権与党自民党や官僚、各電力会社の責任は甚大。1983年から巨額の費用を投じた「もんじゅ」は結果を出せず塩漬け状態。後世の歴史家により原発が国家絡みの不正事件とならないことを祈るだけ。とにかく、日本国中にまき散らした放射性物質を一日も早くすべて回収して安全な日本に戻して欲しいものです。
12月8日(農暦霜月14日)
12月10日夜「皆既月食」が日本各地で見られます。月食は太陽と地球・月が一直線に並ぶときに起きる現象です。10日午後9時45分頃から南東の方角にある丸い月が欠け始め、午後11時5分から58分まで完全に影に入る。その後は徐々に戻り、11日午前1時18分に月食が終わります。皆既状態の赤い月は幻想的です。あとは天候が良いことを祈るだけです。最近、このような天体現象を眺めることが少なくなりました。小学生のとき小遣いを貯めて購入した天体望遠鏡で初めて見た「土星の輪」、木星とガリレオ衛星、感動以上のものがありました。心の余裕が失くなっているのですね。忙しいは心を亡くすと書きます、忙しいを言い訳にしている自分を見つめ直す機会にしましょう。
12月15日(農暦霜月21日)
今年冬茶は高品質は収穫量極小価格高騰、中以下品質は収穫量大量低価格でした。台北市内で販売されているお茶の大半が中品質以下ですが高級茶として陳列されてました。もちろん大陸製・ベトナム製の阿里山茶や梨山茶、凍頂茶が販売されているのは公然の秘密。最近は産地ですら、これらのお茶を自家製として販売しています。日本と同じように茶農の高齢化が進み製茶に欠かせない人手が少なくなったのが一因。今後10年でこの傾向が加速されるでしょう。このような環境の中で本物の台湾茶を作り続ける茶農との付き合いは大切になってきます。幸いにして管理人は、凍頂「林桓渝」、文山「蘇志成」、花蓮「高肇昫」と頼りにできる茶師がおり、その知人も加わり良いお茶を提供してもらっています。30年を超える台湾とのつながりが財産なのです。
今週、蘇志成茶師より文山包種茶「冬仔」が出来上がったの電話が入りました。蘇志成茶師によると冬茶比賽特等奨より美味しいとのこと。今から到着が楽しみです。また凍頂四季春茶冬仔も出来上がったようです。冬仔は茶農が作ろうとして出来るものでなく、自然からの賜物。大自然に感謝です。
12月22日(農暦霜月28日)
今年度最後のお茶「冬仔」が到着しました。一般的に「冬片」と呼ばれるお茶は冬茶が作られたあとに伸びた芽で作るお茶で、春茶の二番茶に相当するお茶のことです。冬仔は冬茶を作り終わったあと製枝し冬眠に入った茶樹が気象条件やひだまりなどで春のように発芽してしまった芽から作ります。近年では混同して使われているようですが、お茶としては別物です。作ろうとして意図しても天候次第でどうなるかわからないお茶です。今年は文山包種茶冬仔が出来たと、蘇志成茶師から電話をもらいました。冬比賽特等奨より間違いなく美味しいよと。早速空送してもらいテイスティング、春特等奨に勝るとも劣らないお茶でした。大自然からの賜り物に茶師の技、感謝しつつ堪能しています。
12月29日(農暦師走初5日)
激動・波乱・震災・人災に加え政治的無能力・官僚支配が2011年の感想。原発事故発生時の保安院や東電の対応はずさんのひと言。特に東電幹部の他人事には呆れ返ります。官僚支配の政権は公約は反故、増税と国債でその場しのぎ。推進した自民党は知らんぷりを決め込み、批判するだけの無能さ。このまま消費税増税し、年金や福祉削減したら国家消滅の危機間近。年寄政治屋は引退を決めこみ悠々自適生活。国民がNOを突きつける機会があるのか、もはやクーデター、反乱しかないのだろうか。次の震災も近いとの報道もあります。自分の大切な人たちを守る備えは充分すぎるほど準備しましょう。国の対応がどの程度なのかは、嫌というほど見てきたのだから。2012年台湾茶を愛するすべての人に幸福が訪れることを祈って。