管理人のひとりごと 2012年10月-2012年12月

2012年10月

10月4日(農暦葉月19日)
大和魂とは、江戸時代の武士とは、考えてしまいます。江戸武士は士農工商の頂点に立ちながら貧乏暮し、商人は最下級層ながら豪勢な暮らし。しかし武士と商人が同席すれば当然のように武士が上座につく。己の貧乏をものともせず清楚な暮らしをしている。海外との交渉を最小限にとどめ、国内リサイクルが当然でごみはほとんど出ない。この間、天災は数限りなく地震、津波、冷害が人民を襲う。大和魂だけで、この過酷な環境の中250年も政権が続いたのはなぜだろう。ああ、江戸時代にタイムスリップしたい。
10月10日(農暦葉月25日)
国慶節を迎えた台湾から更新ですが、本日帰国します。梨山高冷冬茶の生産が始まり冬茶シーズンに突入です。坪林でも朝晩の気温が15度前後の日があり、冬茶を少しずつ生産し始めました。本格生産はもう少し先になりますが、今出来ているお茶の水準が高いので期待できそうです。冬茶は寒暖差が大きいほどおいしいお茶になるので、これからの気温変動に注意する必要があります。月末には製茶実習・体験でお茶作り作業、これからの茶葉生育状態や天候が気になります。
10月18日(農暦長月初4日)
台湾から戻り1週間、先日作った和紅茶「べにふうき」のテイスティングを都賀教室で行いました。詳しい説明をしませんでしたが、フルーティな香りがするとの一言。内心ヤッター!でした。今回の狙いはマスカットの香りをいかにして残すかでした。自分の中ではうまくいったと思っていましたが、ほかの人にも感じてもらえる香りだっと思うと嬉しくなります。お茶菓子との相性も抜群、慢心せずに努力をしなくては。月末には製茶実習・体験でお茶作り作業、新しい技術と勘所をもう一度初心に戻って勉強です。
10月25日(農暦長月11日)
来週は台湾で製茶作業、今週末から気温がぐんと下がる予報が出ています。最低気温が20度を下回り18度程度になれば冬茶の好機です。問題は寒気が雲を呼ぶこと、晴天で涼しい日になれば最高ですが今回はどうなるのか。美味しいお茶がたくさんできていれば試飲し放題なのですが、気温と天候に左右される製茶なので最後まで分かりません。
10月29日より11月9日までの間、WebShopの発送ができません。お問い合わせの返信に関しても送れます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

2012年11月

11月1日(農暦長月18日)
台湾は寒気と熱帯低気圧の残骸の影響で小雨や雨模様、今日になってやっと小康状態となりました。花蓮も今朝早くまで雨でした。朝一番の列車で台北へ戻りましたが、今の台北は曇り空ですが雨はありません。週末のお茶つくりまでに天気が回復してくれることを祈ってます。花蓮の冬茶は少雨の影響で新芽の成長が遅れ、生産量は少なめです。水分の多い場所の茶葉はウンカの影響を受けて良い蜜香茶になっていますが、乾燥した場所のお茶は今ひとつ。冬茶は聞茶の良し悪しが試されそうです。次回も台湾より更新予定です。
10月29日より11月9日までの間、WebShopの発送ができません。お問い合わせの返信に関しても送れます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
11月8日(農暦長月25日)
今年の冬茶生産が終わり、あとは冬仔が出来るかどうかは天候しだい。今日、これから日本に戻り日常に引き戻されます。台湾滞在中の非日常は何度体験しても好き。次のお茶つくりは4月末なので、それまで妄想の日々が続くことになります。今冬茶は生産時期に少雨、寒波で天候不順と災難続き。美味しいお茶の入手は大変です。台北市内のお茶屋さん巡りをしたところ、偽装茶が多いのにびっくり。なんで、と絶句です。価格高騰だから仕方ないのかもしれませんが、口に入れるものだけに真っ当に商いしてほしいものです。
民國101年「冬」製茶実習・体験記 文山包種茶速報をUPしました。
11月15日(農暦神無月初2日)
台湾滞在中によく言われた言葉「解散総選挙」。確かに台湾のニュースチャンネルを見ていると、「解散総選挙」は、、、と日本関連はこの話題だけ。次に言われるのは、解散総選挙をやると日本の景気は良くなり、日本人は幸せになれるのですか、と。都知事が辞職して選挙費用が50億円ともいわれています。2003年衆議院選挙の費用は760億円、今回も同額程度かかるのは必然。これらの費用はもちろん税金、さらに国会議員ひとり当たりの費用は4億円かかっています。血税からこれだけの費用をもらい、見合う仕事をしている議員は何人いるのでしょうか。一番の無駄は議員さん、あなたです。2013春茶参加者募集開始いたしました。新企画:文山包種茶日帰り体験はじめます。
11月22日(農暦神無月初9日)
税金の無駄遣い「選挙」騒動が始まりました。国を憂い、よりよい国とすべくしのぎを削るなら大歓迎。しかし、、、国民は破滅を選択するのか、明るい未来を選択するのか。少数意見を真剣に検討しなくなった、多数決優先になってしまった民主主義は本来の目的を見失ってしまいました。選挙の根本的改革、たとえばこの人なら信頼できるというプラスの票を1票、この人は議員の資質がないというマイナスの1票を選挙民にあたえ、どちらか一方でも両方でも行使できるようにする。すると得票は10万票だが、反対票が11万票でマイナスとなり落選。このような結果が出ることも。投票率も関心も上がると思うのですが。
11月29日(農暦神無月16日)
来日したネパールのローチャン氏との付き合いも長くなりました。英国式紅茶は専門外ですが、彼とはウマが合うとでもいうのでしょうか、楽しいひと時を過ごせます。次なる目標は台湾の茶葉、日本の茶葉でネパール紅茶の香りを作り出すこと。同じ茶葉からいろいろな香りを作り出す製茶、摩訶不思議としか言えません。早い時期にネパールの茶園をめぐり、紅茶作りを体感してこなくては。彼のお茶に対する姿勢が素敵ですね。

2012年12月

12月6日(農暦神無月23日)
国民は真剣に将来を考えているのか、その答えは間もなく出ます。日本を米国の奴隷と化し、国民を食い物にしてきた政党に逆戻りするか、でたらめな現政権を支持するのか。政教分離など知らんぷりの政党は、意見の異なる政党と連立維持。その他政党が第一党を取り、新しいかじ取りをするのか。エネルギー・税金・巨額の赤字国債・貿易・近隣諸国外交、忘れていけないのが震災復興と東電。核廃棄物や原発事故核ごみの安全な恒久処理方法。障害となる高級官僚と米国。投票日に棄権は最悪、任せる人が見つからなければ「白票」で無駄な抵抗をするしかないか。
12月13日(農暦霜月朔日)
今年の冬茶がそろそろ飲み始めの時期を迎えそうです。冬茶は標高の高い梨山茶から始まり、阿里山、杉林渓などの高山茶茶区へ降り、凍頂や文山、最後に平地で生産されて終わります。その後、日だまりで生産される冬仔が少量収穫されて年度が終了されます。作りたてのお茶は1、2箇月休ませると飲み頃となります。梨山茶から試飲を始めていますが、今年の梨山茶はすごいの一言。特に翠峰、95Kは大禹嶺の良さを併せ持つ絶品です。年内には販売開始できるようにそろそろ準備を始めなくては。
12月20日(農暦霜月初8日)
自民党の圧勝で選挙が終わりました。管理人の意向とはだいぶ違う国民の選択ですが結果は出ました。政治家が政治屋でなく日本を本気で良くすることを考え滅私奉公してくれることを祈ります。もし4年前の自民日本に戻ってしまうのなら、日本を見限り日本脱出することを本気で考えなくては。しばらくは政権政党の手腕拝見です。
梨山翠峰が今まで出会った中で最高、香り・味ともに梨山茶の王道をいくものです。生産されたばかりは荒削りなお茶でしたが数ケ月でまろやかさが加わり、清涼感、高山気、凛としたお茶になりました。このまま熟成させたら、どこまで成長しどんなお茶になるのか楽しみです。
12月27日(農暦霜月15日)
茶香好友WebShopに冬茶をUPすべく準備中。お茶を淹れ、味と香りを確認し、写真撮影、コメントを考える。いつもながら楽しく時間がかかる作業です。Oyakataさんのように写真撮影ができればいいのですが、お茶の魅力を引き出す写真はなかなか撮れません。お茶を飲むと、茶畑の景色や製茶している茶師の顔を思い出し、その魅力を伝えるのはどうすれば良いのか悩みます。「茶縁」と言いますが、今までお茶を通して縁を結んだ台湾、日本の茶友はどのくらいいるのでしょうか。お茶が取り持つ縁、来年も新しい縁がたくさんできることを目標に活動します。