管理人のひとりごと 2013年1月-2013年3月

2013年1月

1月3日(農暦霜月22日)
激動の2013年となる予感、為替は円安に大きく振れていますが安定するとは思えません。台湾茶を取り扱う輸入企業としては円安は死活問題になります。20年ほど前1万円=1,540元が最大の元高、今日の為替は3,225元と当時の2倍。昨年の3,800元より2割ほど高くなったことになります。これからの為替動向に目が離せません。
1月10日(農暦霜月29日)
年末から持ち越しの仕事、新たに発生した仕事、緊急で飛び込んできた仕事、年明けからバタバタと仕事に追われています。もう少し効率よくと思うのですが、ひとつ始めると熱中してしまい完了予定が大幅に遅れるのは昔からの悪い癖。早急に溜まっている仕事を片付けねば。台湾は間もなく師走、旧正月に向けて最後のダッシュです。とは言いながら、文山包種茶冬仔でまったりしているのでは、、、前途多難です。
1月17日(農暦師走初6日)
予期せぬ大雪に右往左往、仕事場前のゴルフ場はいまだ真っ白でクローズです。坂道や陸橋では立ち往生している車が、さらなる渋滞を引き起こしています。首都圏とは違い車がないと移動できない場所だけに、雪害は深刻です。雪国とは備えが全く違うことで混乱が起きるのですが、この備えが難しいのです。お茶作りも同じ、備えを充分にしてさて製茶という時に、雨、低温、高温など予期せぬことが起こります。茶師は予期せぬ出来事も「経験」というスキルで乗り切り、美味しいお茶を作り上げています。数多く体験し経験することの大切さを感じた大雪でした。
1月24日(農暦師走13日)
自民党政府の米国寄り政策が次々と打ち出されてきました。民主党が容認したといわれる沖縄のオスプレイ配備は自民党政権が約束していたことの履行にすぎない。さらに配備が増強されることも決定、沖縄住民を生贄にする政策はもうごめんです。次はBSE(牛海綿状脳症)対策を米国に都合のよい30ヶ月以下に緩和、事実上の完全解禁です。「人への健康影響は無視できる」と内閣府の食品安全委員会は答申、無視できるで安全とは言わない逃げ道作り。日本国民が米国人体実験の生贄になることを容認する政権を選んだ。今からでも否と言える国民に生まれ変わり子孫に憂いを残さないようにしなくては。
1月31日(農暦師走20日)
大雪の後、3回目の降雪、今回は春の淡雪と夕方にはほとんど溶けてしまいました。今回は早朝から昼にかけて、しかも千葉限定の大雪でした。台湾は南国だから雪は降りませんよね、よく聞かれます。数年前には凍頂で大雪、すぐ溶けましたが茶畑に枝が折れるなどの被害が出ました。文山坪林でも山頂に積雪することがあります。梨山は3000mを超える山、毎年降雪があり幹線道路が通行止めになることもあります。1月27日には合歓山で10cmの積雪、国道はチェーン規制となりました。同日、台湾最高峰の玉山でも4.5cmと山間部での降雪は珍しいことではないのです。

2013年2月

2月7日(農暦師走27日)
2月10日は農暦の正月(旧正月・春節)です。台湾では9連休と大型連休になる企業が多いようです。この時期台湾旅行をすると、休みの店があるので計画を弾力的にとることをお勧めします。円安に大きく振れ輸出企業は好景気に沸いていますが、台湾茶を扱う企業にとっては逆風。為替が昨年1万円が3800元前後だったものが約3000元に、台湾から同価格で仕入れても25%強値上がりです。20数年前の1550元まで円安が進めばお茶の価格は今の2.5倍。新しい年は、私たちのような零細業者には厳しい年になりそうです。
2月14日(農暦睦月初5日)
台湾は正月、最高気温が25度を超える日が多くなってきました。4月中旬に茶摘みを始めるには、そろそろ最終剪定をすべき時期です。剪定後の気温や降雨量が品質を大きく左右します。春茶は冬茶と逆に、平地から高山へと生産場所が移動します。春節が終わると台東や花蓮では春茶の生産が台湾で一番早く始まります。今年の春茶はどのようなお茶になるのでしょうか、楽しみです。
2月21日(農暦睦月12日)
自民党政権に代わって原発事故被害を訴えるマスコミが激減したように感じます。電力会社は原発がないと電気料金を値上げするしかないと脅しをかけてきます。本当に原発による発電はコストが安いのでしょうか。原発により排出される核のゴミ、いまだに安全に処理する方法がないにもかかわらず、このコストは含まれていません。1万年という長大な時間かけて処理する費用は天文学的金額になると思うのは私だけなのでしょうか。自然エネルギー開発に消極的な政府、何かキナ臭いにおいを感じます。
2月28日(農暦睦月19日)
「精神疾患のため無罪を主張」グァム島の無差別殺人事件で被告が主張。一生精神病院に隔離したとしても、国費で罪人を養うことになる矛盾。法律の壁は加害者より被害者にとって高いように感じます。無免許で暴走、死亡事故を起こしても危険運転ではなく、業務上過失致死になってしまう。そもそも無免許で車の運転をした時点で危険運転とならないのはなぜなのか。法律は被害者を救済することを目的としていないように感じます。やっと明治時代に作られた民法が手直しされるようです。国民の目線で手直しされることを望みます。

2013年3月

3月7日(農暦睦月26日)
ガソリンの値段がうなぎ昇り、値下げには時間がかかるが為替値上げは即実施という企業体質がありあり。電力各社も燃料代高騰ため電気料金大幅値上げ。政府が一括買い上げしている輸入小麦も円安のため値上がり、当然パンやうどんなどの小麦製品は値上がり。政権が目指しているインフレ政策がもたらした弊害です。なぜ、マスコミは弊害報道は少なく、バラ色の未来報道を厚くするのでしょうか。疑問を持つ報道、反体制報道、マスコミが忘れてしまったのが残念。
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3月14日(農暦如月初3日)
初夏のような過ごしやすい陽気、今年の台湾は少雨で暑い。例年この時期は雨だと寒いし、晴れだと暑い時期ですが、今年は後者の天候です。日中は30度近く夜は20度を下回る気温です。湿度が少ないので快適に近い陽気といえます。今年一番の春茶を求めて花蓮まで行ってきました。茶摘とザボンの花摘真っ盛りで、すでに春茶シーズン突入という感じです。蜜香紅茶も香りが良く、柚香茶は紅茶も烏龍も例年以上の良い香りに仕上がっています。本格的製茶シーズン突入まであとわずか、次回の台湾が楽しみです。
***101年冬茶の販売開始、春一番茶は近日発売予定。ご購入は茶香好友WebShopよりどうぞ。3月9日より3月17日迄台湾春茶視察のため発送業務できません。3月8日受注分より18日以降順次発送いたします***
3月21日(農暦如月10日)
少雨が心配な今年の春茶、萌芽が始まりこれからが成長期。日中の気温が高く夜間低い、寒暖差が大きく、適度の雨があることが最良の茶葉となる条件。しかも徐々に気温が高くなることも大切です。今年のように2月、3月の気温が高い年で3月後半から気温が下がった場合、苦味のある茶葉になる可能性があります。雨が少ないと台湾茶特有の茶葉の厚みがなくなり、香りが弱いお茶になります。異変続きの天候、それにつれ変化する製茶方法と進化する技術。異常気象は良いことなのか、悪いことなのか。
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3月28日(農暦如月17日)
花蓮瑞穂の春一番茶(春仔)が美味しくて、個人消費用の茶葉が猛烈に減ってきています。管理人は人工香料で着香したお茶は気持ちが悪くなって飲めません。でも文旦花で着香した柚香茶は爽やかな香りで好きです。同じように高山茶に茉莉花で着香した茉莉花烏龍茶も好きですが、この時期しか飲めない柚香茶は特別ですね。赤柯山烏龍茶は春の息吹を感じるお茶で、春茶はかくあるべきとの仕上がりです。この時期、ウンカ芽が少なく良質な蜜香はごく少量しか作れないのですが、今年は高温が幸いし最高の春蜜香紅茶ができました。このお茶の消費が一番激しいのは、、、そういうことです。
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