今週の一枚 2006年7月-9月

2006年7月

2006.07.06「取り締まり?」 2006.07.13「台北食品展のひとコマ」
今週の一枚2006.07.06 今週の一枚2006.07.13
日本においては駐車違反の取締りが民間委託され一ヶ月が経過しました。台湾においてこのような光景を見かけました。日本と同じように端末を使い紙をプリントアウトしています。これは駐車料金を徴収するためにチケットを発行しているのですね。幹線道路には白枠で駐車可能粋を設定しています。ちなみに道路端に赤いラインが引いてある場所は駐停車禁止、黄色ラインは駐車禁止、何もないところは白枠内駐車可と区分されています。
 駐車違反の車は警察官がチェックし、車のドアに封印後レッカー移動。この封印をされたら最後逃げることはできません。レッカー車は一度に10台程度来ますのでまとめて御用となります。ところで警察は捜査業務のために民間委託したはずなのに、犯罪が激減したとか、防犯が徹底したとかという話まったく聞きませんね。大義名分はどうしたのでしょうか。  ***写真は台北市内駐車料チェック***
台北世界貿易中心にて行われた食品展ではたくさんの人のお世話になりました。写真右側のVIPカードのかたは「林木連」博士、行政院農委會茶業改良場長です。台湾茶の神様といわれる人で、日本でも講演会など行われているので面識のある方が多いでしょう。真ん中の女性は「區少梅」博士、台湾茶協會理事長です。今回の展示会では特設ステージで茶藝を披露していました。
 林木連場長には先方より声をかけていただきました。管理人は阿里山茶を飲むことに夢中で気づくのが遅れてしまいました。いろいろお茶の話を聞かせてもらい感謝感謝です。このHPも時折のぞいてくれているとのお言葉、感激すると共にもっとがんばらねばと決意を新たに。  ***写真は台北食品展において***
2006.07.20「台湾第一好茶冠軍」 2006.07.27「猪脚飯弁当」
今週の一枚2006.07.20 今週の一枚2006.07.27
2006年春茶のチャンピオンはいったいいくらするのでしょうか?台湾第一好茶入札会において落札された価格は218万元/斤、100g/138万円という驚くべき価格。昨冬は180万元ですから20%も高い価格になってしまいました。150ccの標準茶壺で9g前後の茶葉を使うので、一回12万円以上という計算です。
 驚くべきことは昨冬、今春と受賞したのは苗栗の利茶師。茶園の管理は阿里山梅山の葉茶師です。茶園の管理、製茶技術の確かさが生み出したお茶ですね。管理人は利茶師には東方美人で、葉茶師には高山茶でお世話になっています。受賞茶は甘くて香りのスキッとしたお茶、味わうチャンスに恵まれたことに感謝!  ***写真は台湾第一好茶「冠軍」受賞茶***
台湾におけるB級グルメはたくさんありますが、お勧めできるものに豚足を煮込んだ猪脚飯があります。台湾では「豚」は「猪」の字を当てますね。いのししは「野猪」となります。いのしし年のことをぶた年と言うことにもびっくりした記憶があります。
 今回は列車移動中に食事を済ませてしまうつもりでお弁当を購入。油っぽさはまったくなく、コラーゲンたっぷりのお肉でした。竹の子と卵がついて60元(約 230円)と激安、お店で食べるなら、麺線を選べば素麺の上に猪脚を煮込んだ汁がかかりメチャうまです。台湾に行ったらホテルとかレストランだけでなく、街中のちっぽけな店も要チェックですね。  ***写真は猪脚飯弁当***

2006年8月

2006.08.03「石碇東街王氏豆腐店豆花」 2006.08.10「魚香茄子」
今週の一枚2006.08.03 今週の一枚2006.08.10
何度も台湾に足を運んでいる人でも初めてというB級グルメの絶品、石碇東街王氏豆腐店で販売している「豆花」。ご存知の方は相当な台湾通ですね。目標は大正8年に石碇信用組合が開設され現在の石碇農會。ここから歩いて数分の場所、現在の老板(主人)は五代目です。石碇は水質のよさが自慢の場所、添加物を加えず伝統手作りで作られた豆腐は美味しいですよ。旅行者にはスイーツとしての「豆花」がお薦めです。
 豆花は豆乳に苦汁を入れて固めただけのもの、これをすくい出して生姜シロップをかけて食べます。温かいもの冷たいものがありますが、真夏でも温かいものがお薦めです。ほかの店と食べ比べてもらいたいですね。石碇は桂花(金木犀)の産地としても有名。桂花茶や桂花茶梅など見かけたら買いましょうね。このあたりの食堂では桂花なになにという料理もたくさんあります。トライしてみるのも楽しいですね。  ***写真は石碇東街王氏豆腐店と豆花***
白いご飯にぴったりのおかず「魚香茄子」。蘇茶師奥様の定番料理です、台湾北部風にアレンジされていますが醤油と唐辛子の辛味が食欲をそそります。台湾のナスは日本で見かけるものと形状が違います。長茄子の一種ですが、長さ40cm以上のものが使われます。
 台湾南部では体を冷やすと言って食べない人もみかけますが、この料理があれば暑い夏を乗り切るのも可能かな。いため油に使っているのはもちろん「茶油」です。無農薬で伸ばし放題の茶樹に冬になると花が咲き、実がつきます。この実から搾り出された油が「茶油」。非常に軽く口当たりと香りの良い油です。台湾に行ったらぜひお試しを。  ***写真は製茶実習でおなじみ魚香茄子***
2006.08.17「川海老薬膳湯」 2006.08.24「蒜泥白肉」
今週の一枚2006.08.17 今週の一枚2006.08.24
製茶実習の合間にラッキーな人が食べられると言う「川海老薬膳湯」蘇茶師の茶畑横を流れる渓流に生息している手長海老をクコをと焼酎を使ってスープに仕上げます。夜になってから懐中電灯と小さな網、長靴を履いて重装備で渓流へ出かけます。石の間を懐中電灯で照らすと海老の目玉が光るんです。そこをすかさずすくって捕獲します。たくさん捕獲できればスープとなり賞味できるんですね。
 手長海老はスープ以外にもから揚げやさっと塩茹して食べると美味しいですね。茶畑に農薬を使用したらたちまちこの海老が生息できない環境になってしまうのでしょうね。茶畑を流れて集まった水が渓流を作り、台北市民の水がめへと流れます。自然たっぷり手長海老のスープはいかがですか。  ***写真は製茶実習でおなじみ川海老薬膳湯***
四川料理といえば麻婆豆腐ですが、この「蒜泥白肉」もお忘れなく。お店によって味付けや肉の厚さが異なり食べ歩くのも楽しいですね。基本は豚肉(猪肉)の皮付きを塊のまま湯であげます。その後薄切りにして、ニンニク醤油、しょうが、きゅうりなどと一緒に食べます。ビールや紹興酒にもぴったり。
 花椒(山椒)のしびれるからさと唐辛子のさすからさに代表される四川料理ですが、普通の料理もたくさんあります。辛いからと敬遠する方も多いのですが、ぜひお試しを。四川料理の目印は「川菜」です。管理人は台北市内にかってあった榮星川菜が一番のお気に入りでした。何度か移転して今はどこで営業しているのでしょうか?安くて美味しい店だったので残念!  ***写真は蒜泥白肉***
2006.08.31「台南担仔麺」
今週の一枚2006.08.31
台湾に行ったら一度は口にする価値のある麺です。台南から広まったことで台南担仔麺と呼ばれています。醤油ベースのスープに腰の無いが美味しい麺、肉の煮崩れたものをトッピング。好みで卵の醤油煮、香菜や葱を油で揚げたものが味を引き締めます。屋台から台湾料理店まで幅広く置いてありますので食べ歩きも楽しいですね。サイズは小さく最後のしめにも最適です。
 さっぱりスープがよければ清湯麺もお薦めです。台湾も麺王国、通常の麺に加えて米粉(ビーフン)や冬粉(はるさめ)、米の麺などいろいろ楽しめますね。スープに入っているものは湯麺、スープが無いものは乾麺と区別されます。そういえばワンタンにもスープ入りと無がありますね。食在台湾とは良い言葉ですね。  ***写真は梅子の台南担仔麺***

2006年9月

2006.09.07「楊桃:スターフルーツ」 2006.09.14「肉圓:マーワン」
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台湾でよくみかけるフルーツのひとつ「楊桃」スターフルーツです。ちょっと甘酸っぱく、さわやかな香りとさくっとした歯ざわりが特徴です。来客時には星型になるようにカットしてテーブルに出します。この星の中心部分に種があり、ちょっと固いので、家で食べるときは5片になるように縦に切ります。
 これからの時期市場に良く出回るので、みかけたらトライしてみましょう。スーパーなどでも販売しておりひとつ200円程度なのでお手ごろですね。また、コンビニには楊桃汁などのジュースも販売しています。こちらも一度は飲んでみたいジュースのひとつです。果物天国台湾でフルーツを探す旅も楽しいですよ。
 ***写真は楊桃:スターフルーツ***
やはり台湾に行ったら一度は食べてみたいB級グルメ「肉圓」です。台湾語では「マーワン」「バゥワン」に近い発音、標準語では「ロウイェン」と発音しますが、台湾語のマーワンのほうが良く通じます。屋台や小さな食堂でお目にかかれると思います。油の中に白い固形物、これがなんとも得体の知れない品物ですが、を入れてゆっくりと温めます。ピリ辛のたれをかけて出来上がり。
 もちもちした皮の中には肉、しいたけ、竹の子などが入ってます。味付けや油で温める温度によって味が変わり、各店を食べ歩くのも楽しいですね。肉圓とセットで頼むスープに「四神湯」があります。塩味のさっぱりとしたスープなので肉圓とは相性抜群です。鶯歌の陶器街に行ったら是非行きたいのが彰鶯肉圓ですね。まもなく創業40年を迎える名店です。ちなみにこの店は肉圓と四神湯の二つしかメニューがありません。小腹の空いたときにどうぞ。
 ***写真は鶯歌「彰鶯肉圓」の肉圓***
2006.09.21「牡蠣のトーチー炒め」 2006.09.28「炒絲瓜」
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ご飯党にお薦めなのが牡蠣とねぎをトーチーで炒めたもの。トーチーは蔭鼓という名前で売っていますね。黄豆を塩と酒で醗酵させた醤油のような味の豆で、屏東が名産地です。牡蠣は日本と違い超小ぶりで一年を通して食されます。九条葱のように緑の多いネギと一緒に醤油炒めします。正式名称は「蔭汁蚵」
 管理人は梅子餐廳の味付けが好きです。梅子餐廳は台北市内に二ヶ所ありますが、六条通の本店より南京東路の南京店のほうが美味しいですね。いつも宿泊する子爵飯店からも徒歩で行かれ、ひとりで白いご飯と牡蠣炒めだけのひとりランチも時々ありました。台北に宿泊すると食べたくなる料理のひとつです。
 ***写真は梅子餐廳の蔭汁蚵***
夏場になると美味しくなるのが「炒絲瓜」、へちまの炒め物です。花が咲いてから数日のあまり大きくなっていないへちまを料理したものですね。へちまには体を涼しくして胃腸を整える効果があるといわれます。ちょっと土臭いへちまの香りがしますが、塩味でさっぱりとしてご飯には最高です。日本では沖縄で味噌汁の具になっていたものしか食べたことはありません。
 蘇茶師の家でご馳走になる炒絲瓜は茶油をたっぷりと使って炒めたもので、香ばしさもあり最高のおかずです。庭先で作っているのでモギたてをすぐに食卓へ、これが田舎の醍醐味ですね。干し海老と一緒に炒めたものも美味しいですよ。台湾に行ったら是非お試しを。  ***写真は蘇茶師昼食の炒絲瓜***