今週の一枚 2009年4月-6月

2009年4月

2009.04.02「文山包種茶の焙煎」 2009.04.09「紅茶の揉捻」
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文山包種茶を作る工程の終盤、焙煎作業です。本来なら乾燥作業終了後、枝や醗酵ムラの茶葉を取り除く「製茶作業」を行った後に「焙煎」作業を行いますが、製茶実習では製茶作業を行う時間がないので、乾燥器から出てきたお茶を焙煎します。焙煎の目的は二つあります。一つは茶葉をギリギリまで乾燥させ変質しにくく長期安定できるようにすること。もうひとつは焙煎による「火香」をつけること。文山包種茶ではお茶の特性から「火香」を強くつけることはありませんが、凍頂烏龍茶などでは強く「火香」をつける作業を行います。これまでの文山包種茶製茶作業の中で一番大切なのは「室内萎凋」ですが、すべての作業にお茶としての意味があります。茶摘みから約40時間の作業は袋詰めを行い終了です。2009年は4月24日から25日にかけて行う予定です。参加ご希望の方はご連絡を。
***写真は「文山包種茶の焙煎」坪林にて***
台湾紅茶を作るときに最も大切な作業が「揉捻」です。嘉茗茶園「高茶師」指導で揉捻作業を勉強しました。揉捻機と手作業併用で行う伝統的な揉捻方法、すべてを手作業で行う揉捻方法、この二つに加え現在では専用揉捻機で行う方法があります。仕上がったお茶はどれも個性があり美味しいのですが、すべて手作業で揉捻した紅茶に対する愛着は別物です。邪念を払い揉捻を行うこと6時間、初めの鮮やかな緑色が紅茶色に変化する感動は格別です。力の入れ方、茶葉の動かし方をしっかりマスターできれば、昔ながらの紅茶が完成するのは夢ではありません。2009年は4月26日から27日にかけて紅茶製茶実習・体験を行う予定です。参加ご希望の方はお早めにご連絡を。
***写真は「紅茶の揉捻」花蓮舞鶴にて***
2009.04.16「紅茶の乾燥」 2009.04.23「台湾の朝食」
今週の一枚2009.04.16 今週の一枚2009.04.23
紅茶は殺菁をしないお茶、醗酵酵素を高温で活動停止しない状態のまま乾燥作業を行います。乾燥器に薄く広げじっくりと時間をかけて茶葉の水分をギリギリまで取り除くのが目的です。水分が多いと茶葉が変質しやすく、香り・味ともに大きく劣化してしまいます。花蓮舞鶴紅茶では12間ほど乾燥時間を取ります。乾燥後、温度が自然に下がるのを待って袋詰めを行えば、紅茶の完成となります。月末には花蓮で紅茶を作りますが、気象条件や茶葉の状態が毎回違うため、どうしてこの作業が前回と違うのか、それによってどのような影響が出るのか、茶師の技がものをいう場面です。
***写真は「紅茶の乾燥」花蓮舞鶴にて***
昨日の最終便にて台湾へ到着。今朝は台湾の定番朝食でスタートです。熱い豆乳をメインに小籠包、焼き餃子、卵のクレープ風、大根餅と少しずつ注文しました。この店は老舗のチェーン店舗、次から次へと朝食を買い求める人が途切れません。小籠包は生薑がちょっときいたジューシーなもの、この価格でこの味ならOKです。餃子はニラもニンニクも無し、ジューシーな肉と野菜の汁がこぼれます。もちろんメインの豆乳はこのまま豆腐が作れるような濃厚な味、台湾では少量の砂糖が入っています。これが食事とマッチし、朝から満腹でスタートです。
***写真は「台湾の朝食」林口にて***
2009.04.29「製茶場でキャンプ」
今週の一枚2009.04.30
製茶の繁忙期にはお茶を作り上げる茶師だけではなく、茶摘を専門に行う人たちや製茶を専門に行う人たちも茶師宅に集結します。特に荒天が続き時期が少しずれ込むだけで、製茶場はパニックです。今回お茶作りを行った日はまさに戦場、寝る間、場も無いという有様でした。少しの時間の仮眠の間、製茶場にテントを張り寝袋で仮眠ということになりました。寝心地を蘇文松茶師と管理人とで確かめている様子です。寝心地は最高、短時間でしたが快適な空間でした。次回は川辺でキャンプも楽しいのかも。
***写真は「テント」坪林蘇茶師製茶場にて***

2009年5月

2009.05.07「江浙点心」 2009.05.14「台湾コンビニ事情」
今週の一枚2009.05.07 今週の一枚2009.05.14
台北市内で点心が美味しい店はいろいろありますが、地元の人に連れて行ってもらったお店が美味しかった。15年前迄は「鼎泰豊」が一押しでしたが、現在は足が遠のいてしまうほどの店になってしまいました。江浙点心は鼎泰豊から数分の場所です。永康街と信義路二段198巷の間にあるのが鼎泰豊ですが、もう一本先の道「麗水街」にこのお店はあります。小籠包、蝦仁シュウマイは絶品、デサートに「紅豆米羔」が最高です。日本語は通じませんが、メニューは漢字で書いてあので問題ありませんよ。台北に行ったら一度は試してみる価値あります。住所:台北市麗水街二號之1、電話02-2395-1216です。ちなみに小籠包は90元と激安です。
***写真は「江浙点心」台北市麗水街にて***
最近多く見かける食事用のテーブルがあるセブンイレブンです。以前は地方の街道沿い店舗で見かけることが多かったのですが、台北市内の店舗でも見かけるようになりました。歩道に面してテーブルと椅子がセットされているのは台湾式なんでしょうか。昼時や学校の下校時には多くの人がこのテーブルで食事やスナックを食べているのを見かけるようになりました。そういえば吉野家が台湾に1号店を南京東路に出店した時、日本式の島タイプのカウンターをそのまま持ち込み失敗、すぐにテーブル席に改装してから大繁盛したことを思い出します。台湾では座るスペースは必需品なのかな。
***写真は「セブンイレブン」台北市にて***
2009.05.21「焼肉居酒屋、乾杯」 2009.05.28「極速剪髪」
今週の一枚2009.05.21 今週の一枚2009.05.28
昼食時に台湾の友達に誘われて焼肉屋さんへ。正直なところあまり期待はしていなかったのですが、うれしいことに期待を裏切ってくれました。ランチタイムのセットメニュー「特選和牛套餐」480元を注文、肉はオーストラリアから輸入しているとのこと。「蕭維逸」店長は日本語ペラペラ、いろいろな話を聞けます。出てきたお肉はまさに特選、視覚、嗅覚、味覚をくすぐります。ランチは土日のみで12時から14時半まで、夜は5時から12時まで、土日は2時まで営業しています。場所は鼎泰豊の書店側の路地を入ってすぐです。まさに隠れ家にしたいようなお店発見でした。
***写真は「焼肉居酒屋、乾杯」永康店にて***
10分散髪が台北に進出しています。2006年9月出店後、台北、桃園、新竹、台中、彰化、雲林、嘉義、台南、高雄、台東など全国展開で現在50店舗強とチェーン展開を強力に推し進めているようです。この店の理念は、老若男女、短髪、長髪にかかわらず、すべて100元均一(約300円)ということです。散髪する人が椅子に座っていたのに、ちょっと違和感を感じましたが、ここは台湾なのでOKでしょう。システムは日本と同じようですが、実際に体験していないので詳細は不明。次回台湾に行ったときにスキンヘッドにしてもらおうかな(笑)
***写真は「極速剪髪」中山地下街にて***

2009年6月

2009.06.04「50嵐」 2009.06.11「日式桃子焼」
今週の一枚2009.06.04 今週の一枚2009.06.11
台湾名物になってしまった「QQ」黒タピオカが入っているミルクティーです。いろいろなお店を飲み歩いてみましたが「50嵐」ならはずれることはありません。この店のタピオカは台湾の蜂蜜で漬けこまれているのです。取引先の蜂蜜メーカーにこの店に大量に納入していると聞き、蜂蜜メーカーの社長と一緒に雲林縣で初めて50嵐で飲みました。砂糖の量をいろいろ選べるのも台湾式、甘いものから、甘みを抑えたものまでいろいろ選べます。他にもたくさんの飲み物が手ごろな価格であります。町中で見かけたら一度お立ち寄りください。
***写真は「50嵐」台北市内にて***
台湾における「摩訶不思議な食べ物」をまた発見しました。場所は光華市場付近の八徳路、いろいろな屋台がある中で目を引いたのはこの看板。まずは試食と後先考えずに購入してみました。形は四角でトランプのマークの模様があります。中はクリームと抹茶クリームの何も変哲のないもの。まわりはカステラ風生地でやわらかく食感は上々。しかし、どこが桃子焼なのか全く見当がつかず、、、日式というから日本風の食べ物なのですが。日本で見ることのない日本風の食べ物、台湾って本当に面白いですね。
***写真は「日式桃子焼」台北市内にて***
2009.06.18「蛙蛙書店」 2009.06.25「松山慈恵堂」
今週の一枚2009.06.18 今週の一枚2009.06.25
蛙蛙書店とはどのような書籍を扱っている書店なのかと思い、、、近くまでいったらすぐわかりました。マニア・通好みの専門書を扱う書店でした(笑)。主に取り扱いをしているのは日本の漫画を翻訳したものと、日本オリジナルのものでした。日本でおなじみの作品も多くあり、マニアにとっては掘り出し物がたくさんあるようです。お茶と同じで同じように見えても、この道の達人に言わせればすべてが個性のある作品であるとのこと。この方面に興味がある人は足を運んではいかが?場所は新生南路と八徳路の交差点付近、近くまで行けばすぐわかると思います。
***写真は「蛙蛙書店」台北市内にて***
松山慈祐宮とも呼ばれる松山慈恵堂は1753年に創建され、200年以上の歴史を有します。主として祀られているのは「黒面媽祖」です。本宮は6階立ての正方形の建物で、主殿の三川殿は厳粛な雰囲気に包まれています。尾根には二匹の龍と福禄寿の三仙人が飾られており、これはご加護を意味しています。境内の三川殿の石獅子は1803年の作品で、「雄獅子は口を開き、雌獅子は口を閉じる」という伝統的なスタイルとなっており、台湾では非常に珍しいもので、この廟における宝物となっています。この松山慈恵宮の祭事が行われていました。街中を祭事の行進があり、東呉飯店前で撮影しました。
***写真は「松山慈恵堂」祭事台北市内にて***