今週の一枚 2010年7月-2004年9月

2010年7月

2010.07.01「台北食品展雲林縣」 2010.07.08「石碇椪風茶比賽特等奨」
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2010年台北国際食品展が6月26日閉幕しました。23、24日はバイヤーズディ、25、26日は一般入場可能日。最終日は土曜日ということもありたくさんの入場者でにぎわいました。管理人がいた雲林縣政府の「可味企業有限公司」「情人蜂蜜股份有限公司」にも多くの人が訪れてくれました。可味企業の「ツバキ油」「ごま油」には多くの人が興味を持ち、最終日は購入される方も多くいました。情人蜂蜜の龍眼蜂蜜、茘枝蜂蜜にも多くの人が集まり、試飲後購入される方が目立ちました。しかしすごいのが政府主催のイベント。写真のように多くの人が集まり、盛り上がっていました。
写真は「雲林縣政府ブース最終日」
蘇志成茶師より2010年石碇椪風茶比賽で特等奨(葉進發茶師作)を獲得したお茶をいただきました。無謀にも今年の文山地区で最高の栄誉を獲得したお茶と自分で茶摘みして作った自作東方美人茶、製茶実習で作った東方美人茶の三種類を飲み比べてみました。悔しいけど、太刀打ちできる代物ではありませんでした。茶摘みの仕方、日光萎凋状態、醗酵状態、蒸らし加減、全てが揃っています。お湯を注しただけで、美味しいと直感させる香り、透明感だけでなく、とろみのある輝き、まさに最高峰にふさわしいお茶でした。峨嵋の美人茶特等奨といつか、飲み比べしたいと思うのは無謀な夢でしょうか。
写真は「石碇椪風茶比賽特等奨茶葉」
2010.07.15「茉莉花-ジャスミン茶」 2010.07.22「椪風茶の殺菁」
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茶葉だけでジャスミンのような花の香りがするお茶を作り出したい、これが文山包種茶開発のスタートでした。台湾最大の茉莉花畑は彰化縣花壇郷にあります。写真のように膨らんだ蕾をひとつずつ手摘みで摘み取ります。蕾と茶葉を混ぜ放置しておきます。夜になり茉莉花が開花するときに香りを放出し、その香りを茶葉に吸わせたものがジャスミン茶となります。美味しいジャスミン茶の香りの秘密はここにあったのですね。この作業は繰り返し行われ、上質なお茶ほど手間がかかってます。ただ、年々花摘みの人手が少なくなっているのが最大の悩み、天然の茉莉花で着香したジャスミン茶がまぼろしのお茶になる日が来るかも。
写真は「茉莉花」彰化縣花壇郷
大量生産ができない椪風茶(東方美人茶)なので、少量でも殺菁ができるように昔ながらの釜炒り法があります。石碇椪風茶比賽で特等奨を獲得したことのある鄭隆德茶師宅にて、釜炒り法を教えてもらいました。鄭隆德茶師は坪林蘇文松茶師の義父です。殺菁専用鍋は鉄製で、ガスバーナーで加熱して使用します。約280度に加熱された鍋に茶葉を投入し、素手で茶葉を鍋肌に押し付けるようにします。実際にやってみると、猛烈な熱さで火傷しそうです。コツは、鍋と手の触れ合う場所に茶葉を挟み込むことですが、実践してみるとなかなかうまくいきません。熟練の技というべき作業です。
写真は「釜炒り」鄭隆德茶師
2010.07.29「紅葉温泉」
今週の一枚2010.07.29
花蓮縣瑞穂郷紅葉村の「紅葉温泉」です。1919年日本占領時代に警察招待所して開発されました。湧出する温泉を利用して日本の温泉旅館形式で建築されました。台湾唯一の炭酸泉で約48度の湯温があります。弱酸性の温泉は各種成分に富み、不妊の夫婦に良いと言われています。台湾鉄道瑞穂駅からバスもありアクセスもOKです。宿泊設備もあり1泊1800元前後からです。食事は施設内の食堂が美味しくて便利です。古き良き時代の木造建築に触れるのは心が何故か落ち着きますね。
写真は「紅葉温泉」

2010.08.05「牛柄のカタツムリ」 2010.08.12「茶の六香」
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花蓮縣瑞穂郷農會推廣股に高肇昫茶師と訪れた時に、何故か中庭に牛柄のカタツムリが鎮座しておりました。しばらく見ていて、ふと思いついたのは「蝸牛」でした。この地は瑞穂牧場、吉蒸牧場など牧畜の盛んな場所。製茶実習・体験時に朝食をとりに訪れる牧場は、いたるところが牛柄です。さすが農會、カタツムリまで牛柄のオブジェにしてました。いまだに解らないのは、恐竜が牛柄に。次に行ったときに理由を聞いてみたいですね。不思議満載、台湾ならではの出来事です。
写真は「牛柄のカタツムリ」
台湾茶の香りをどうやって表現するのか、感覚を文字にするのは至難の業です。あえて言葉にするなら香りを六種類に分けることで、すこし理解が進むのかもしれません。「茶香」「花香」「水果香」「醗酵香」「奶香」「水香」の六分類に分けている茶師がいました。茶香は清香と言われる茶の青い香り。花香はふわりとした優しい香り。水果香は果物の熟成した時のような濃厚な甘い香り。醗酵香は紅茶に近い茶葉が醗酵した時の香り。奶香は金萱茶に代表されるミルキーな香り。水香は湧き水のようサラッとしていながら、甘みと深みのある香り。今飲んでいるお茶の香りをあなたはどのように表現しますか。
写真は「六香齊全」
2010.08.19「馥園餐廳」 2010.08.26「鐵路便當」
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馥園餐廳は明朝蘇州式の迎賓楼をモデルに建てられたレストランです。四方閣と八角樓、2軒をつなぐ迎賓樓の3軒の建物で構成され、内装も凝ったデザインに統一されています。料理は上海料理をフランス料理のように一人ずつサービスされます。後の陶陶餐廳などはこの方式を取り入れ繁盛しました。1980年オープン時は路地の中に突然現れる店としてビックリしました。現在はMRT「忠孝新生」駅より、徒歩数分の立地です。ランチタイムにお試し、ディナータイムを満喫したい店です。当時はハウスのCMで有名になったマダム・ヤン(湯蘭花)の店として、マダムの美貌と流暢な日本語が印象的でした。当時より敷居が低くなり、ふらっと立ち寄れる店になりました。住所:台北市臨沂街17号、ランチ11:30、ディナー17:30より年中無休。
写真は「馥園餐廳」
鐵路便當は鉄道の旅に欠かせない必須のアイテム。臺北鐵路餐廳、高雄鐵路餐廳、臺中鐵路餐廳、花蓮分部、車勤服務部と各地で作られています。代表的な臺鐵八角形木片盒排骨便當は台北、高雄、車勤、台中と各地で作られ、見た目も味も違います。同じように臺鐵排骨便當なども各地で作られ、楽しみ倍増です。価格は60元から100元(日本円で300円程度)とお手頃価格。台湾鉄道、台湾高速鉄道の各駅にこのような販売店があります。ベジタリアン向けの鐵路素食便當もあり、精進料理弁当を楽しむのも面白いですね。花蓮瑞穂で紅茶作りを体験する際にも楽しめますね。
写真は「鐵路便當」高鐵台中站

2010.09.02「茶香好友携帯サイト」 2010.09.09「製茶実習のお楽しみ」
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TeaHouse茶香好友の携帯サイトが出来上がりました。産声を上げたばかりなのでコンテンツは少なく、泡茶教室開催情報や製茶実習開催情報、台湾茶販売のWebShopなどからスタートです。これから改良を積み重ねて、長く愛されるサイトになるべく努力いたします。茶香好友は皆様からのリクエストや情報によって進歩します。携帯サイトは日本語コードで作成しますので、人名、地名など台湾現地表記ができないものもございますので、ご了承ください。これからもTeaHouse茶香好友をよろしくお願いいたします。
写真は「茶香好友携帯サイト」
台湾茶を愛する人の集い「製茶実習・体験」楽しいことが盛り沢山です。茶摘み、萎凋、殺菁、揉捻、茶畑散策などお茶に関係したことはもちろん、人との触れ合いも楽しみのひとつです。もうひとつの楽しみは台湾らしい食事、特に坪林では茶農家の蘇家に滞在するため、全ての食事は台湾農家式です。地元の野菜や鶏肉、渓流の魚や川蝦、自然の恵みたっぷりです。季節季節で旬の食材で調理する、田舎生活の醍醐味です。皆様、ご一緒にいかがですか。
写真は「坪林蘇家食事」製茶実習より
2010.09.16「団揉、球状茶に」 2010.09.23「台北希望廣場」
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台湾を代表するお茶のひとつ「球状茶」を生産するときに欠かせない作業「団揉」です。袋揉捻ともいわれ、粗乾燥させた茶葉を布で包み、専用の機械でかたく締め付けボール状にします。この時の硬さは、全体重をかけても変形しないような硬さ、これを揉むことによって徐々に球状のお茶が出来上がります。当初は写真のように球状に固まっていますが、仕上がり時期にはほろりと崩れるようになります。どうして一粒ずつ球状になるのか、本当に不思議ですね。製茶実習・体験では、いろいろな不思議を体験することができます。
写真は「団揉」製茶実習より
八徳路と新生南路の交差点、光華市場の隣で土日に開催されている市場「台北希望廣場」は、台北市内にいて台湾各地の農産物を楽しむことのできる場所です。捷運MRT忠孝新生站4號出口から徒歩数分の交通至便な場所で、市内各地からのアクセスは抜群。農民が直接販売を行っており、試食などもバッチリです。もちろん、お茶関係もたくさん出品されており、試飲するだけでも楽しいですね。もちろん良いお茶を入手しようと思ったら、きちんと目利きしないといけません。土日に台北市内で散策するなら、行きたい場所のひとつです。
写真は「台北希望廣場」
2010.09.30
今週の一枚2010.09.30
花蓮瑞穂で一度は行きい店のひとつ「陳家小館」です。台湾鉄道瑞穂駅より徒歩5分ほどの便利な場所にあります。お勧めは「陳家醬肉 」トロリととけるように煮込んだ豚肉を饅頭に挟み込んで食べます。コラーゲンたっぷりで美味としか言いようがありません。「陳家豆腐」は白いご飯に合う逸品、ついつい食べ過ぎてしまいます。魚料理は「樹子鱈魚」がお勧め、ご飯にも、お酒にもぴったりの料理です。もうひとつ忘れてはいけないのが「貴妃酔雞」、鶏肉の美味しさが堪能できます。店内座席数は少ないのですが、二階に大きなテーブルもあります。個人でも、大人数でも楽しめるお店です。
写真は「花蓮瑞穂陳家小館」