今週の一枚 2013年4月-2013年6月

2013年4月

2013年4月4日「茶葉詐欺」 2013年4月11日「國立臺灣師範大學」
今週の一枚2013.04.04 今週の一枚2013.04.011
以前からよくある話でしたが、TVで取り上げられていました。台湾で茶葉を購入する際、試飲を行ってから茶葉を決めるのが普通です。しかし、試飲した茶葉を購入したつもりが、全く違う品質の茶葉が入っていたということはよくある話です。これに怒った消費者が茶商を詐欺で告発したというニュースが流れました。台湾で茶葉を購入する日本人はたくさんいますが、このような被害にあわないために、注意する必要があります。これはガイドブックに掲載されている有名店でおこった事例です。
写真は「茶葉詐欺」台湾TV
國立臺灣師範大學は1922年日本統治下に創立された「臺灣總督府高等學校」が終戦後改名され大学となった学校です。教師養成校として有名ですが、芸術家・スポーツ選手を輩出する学校としても有名です。またその建物は市定古蹟として保護されています。1993年までは完全公費制で、卒業後は教師になる義務がありましたが、現在はなくなりました。日本人をはじめとした外国人留学生を対象にした中国語教育機関である国語教学中心も設置されており、多くの学生が学んでいる。少数クラスで、クラス1から9まで学生の実力によってクラス分けされ、3か月1単位で学習します。
写真は「國立臺灣師範大學」台北市
2013年4月18日「てつおじさんの店」 2013年4月25日「採茶」
今週の一枚2013.04.18 今週の一枚2013.04.25
台湾鉄道台北駅がリニューアルされ、エントランスに多くのお店がオープンしました。中でも目を引くのは「てつおじさんの店」、日本でおなじみの大行列ができていました。この行列は「てつおじさんのチーズケーキ」を買い求める人です。福岡県福岡市の会社が台湾の頂上明日可有限公司と提携して出店しました。焼きたてを買い求め行列するのは若い女性が多いようです。興味のある方は台北駅へGO!
写真は「てつおじさんの店」台北駅
2013年春茶生産が本格化、花蓮瑞穂の茶園で茶摘(採茶)をしてきました。この地区は無毒栽培地区、日本で言う無農薬栽培地区です。蜜香紅茶や蜜香紅茶に欠かせない「ウンカ」の活動が盛んになる条件が整っている茶畑で茶摘です。気温は30度少し手前ですが、湿度が高く梅雨時の日本がいち早く訪れた感じです。蜜香緑茶を作るべく、せっせと茶摘をしている管理人です。
写真は「採茶」花蓮瑞穂にて

2013年5月

2013年5月2日「聞茶」 2013年5月9日「青心烏龍種」
今週の一枚2013.05.2 今週の一枚2013.05.9
製茶実習・体験の休憩時間は貴重な時間。出来上がっているお茶を飲み勉強、買付のための聞茶などなど。中でも買付のための聞茶は大切な作業です。ここ花蓮瑞穂では検茶杯を使って行います。計量し時間を計り絞り込みをします。通常5種類ほどの茶葉で聞き茶を行い、これを6回程度行った中(30種類ほど)から良いものを選び、そのお茶をもう一度聞きます。最終的に選ぶのは、日本の水で花開きそうなお茶。台湾で最高だからといって、日本で最高とは限りません、それを聞くことが大切です。
写真は「聞茶」花蓮瑞穂にて
日本台湾統治時代、福建省安溪縣から導入され、選抜育成された「青心烏龍種」は台湾茶にとって最も重要な茶樹です。その作付面積は全台湾の約45%で他品種の追従を許しません。小葉種に属し、樹形は小さく密、葉は濃緑色で光沢に富み、幼芽が紫色を帯びることがあります。。種仔、種茶、軟枝烏龍、小種仔、軟枝仔、玉欉、烏龍などの別名を多く持ちます。晩成種で病害虫に弱く、樹勢が弱いため15年から20年で更新が必要です。緑茶、包種茶、烏龍茶、紅茶、東方美人茶など、適応性が高く品質は最上級です。
写真は「青心烏龍種」文山坪林にて
2013年5月16日「大葉烏龍茶」 2013年5月23日「青心大冇種」
今週の一枚2013.05.16 今週の一枚2013.05.23
大葉烏龍茶は早生種の小葉烏龍種の茶樹です。文山地区で栽培されていましたが年々減少、今では花蓮瑞穂が最大の栽培地です。緑茶、包種茶、烏龍茶の栽培に適しており、近年では紅茶生産にも利用されています。直立性で茶葉は暗緑色で肉厚、新芽に産毛が多く淡紅色になることがあります。大きな欠点は収穫量が少ないこと、このため敬遠されてしまいました。青心烏龍、青心大冇硬枝紅心とこの大葉烏龍が台湾4大茗種と言われます。花蓮瑞穂では温暖な気候と耐病害虫性が強いことから、蜜香緑茶、蜜香紅茶の主力茶樹として見直されています。
写真は「大葉烏龍のウンカ芽」花蓮瑞穂にて
青心大冇種(Chin-Shin-Dapang)は中生種の茶樹で別名「大冇」「青心仔」「歹種仔」などと呼ばれています。幼芽は肥大し産毛が多く紫赤色をしています。茶葉は中央が広い楕円形で東方美人茶、烏龍茶に適しています。樹勢は強健で強く多産種、苗栗、新竹、桃園が最大の産地です。日本占領時代に大陸から緑茶生産用に導入された品種です。ウンカによる食害に強く、東方美人茶の主力茶樹として知られています。
写真は「青心大冇種」苗栗にて
2013年5月30日「台茶18號・紅玉」
今週の一枚2013.05.30
台茶18號は緬甸大葉種(Burma)を母、台灣野生山茶(B-607)を父とした交配により作りだされました。薄荷のような清涼感と天然肉桂の香りに特徴があり紅茶に適した品種として栽培されています。民國88年6月「台茶18號」で登記され、民國92年に「紅玉」と命名されました。台湾中部、花蓮、台東が主な産地で紅茶に加工されます。加工法もまだ進化しており確立していません。花蓮瑞穂ではウンカ芽を利用した蜜香紅玉紅茶も作られています。
写真は「台茶18號・紅玉」花蓮にて

2013年6月

2013年6月6日「台茶12號・金萱」 2013年6月13日「台茶13號・翠玉」
今週の一枚2013.06.6 今週の一枚2013.06.13
台茶12號は民國70年に新品種として命名されました。別名「金萱」「27仔」。母樹台農8號+父樹硬枝紅心の雑交配から生み出されました。樹形は横に張り出し、葉は楕円形で肉厚、濃緑色で光沢に富みます。産毛が多く、多産で病害虫に強い特徴があります。包種茶・烏龍茶に適し高温多湿に強く、青心烏龍の約1.5倍の収穫量があることから、全台湾で作付面積が増加しています。「濃厚沉郁之桂花香及奶香味」と言われる金木犀や乳製品のような濃厚な甘い香りがあります。でもバニラの香りではありませんよ。
写真は「台茶12號・金萱」凍頂山山頂にて
台茶13號は民國70年に新品種として命名、別名「翠玉」「29仔」「Jade Oolong」。母樹硬枝紅心×父樹台農80號の雑交配による選抜種として生まれました。中早生で直立性の比較的大きくなる樹木で葉の形は楕円形、幼芽が紫色を呈し、産毛が少ない。「野薑花香」や「檳榔花香」と言われる独特な香りを持ちます。包種茶、烏龍茶の生産に適しています。寒さに比較的強く、耐病性に優れている。高温での生育が悪く、近年栽培面積が大きく減少しています。
写真は「台茶13號・翠玉」文山坪林にて
2013年6月20日「白毛猴」 2013年6月27日「Food Taipei 2013」
今週の一枚2013.06.20 今週の一枚2013.06.27
白毛猴(BaiMoKau)は福建政和縣より台湾北部に移植された品種で、台湾の中でも古くから製茶に使われていた品種です。茶葉は楕円で新芽に白毫が非常に多い。1本あたりの生産量が少なく、病害虫に弱いため淘汰され、現在栽培されている茶樹はわずかです。元来包種茶生産用の茶葉として栽培していましたが、現在では東方美人茶用として新しい活路を見出しました。古来製法により蜜香を引き出せ、これからの技術進歩次第では新しい東方美人茶として注目を浴びる可能性もあります。
写真は「白毛猴」文山坪林にて
「Food Taipei 2013」が開催中です。今年も台湾ブースだけでなく、日本や中南米、米国、韓国など多くの出展があります。中でも日本ブースは多くの人が集まり活気に満ちています。対極にあるのが韓国と大陸ブース。閑古鳥とは言いませんが見晴らし良好、エアコンが良く効いています。何が原因なのでしょうか。また食品製造用の機械も多く展示され、いつも以上に多くの人でにぎわっています。後半は一般参観日になっており、大型ショッピングセンター状態になりそうです。
写真は「Food Taipei 2013」