
2010年10月国産紅茶の飲み比べ
台湾式紅茶を国産茶葉で試作していますが、年々技術が向上していると自負していました。しかし、いろいろな紅茶を集めて試飲すると、自分の技術がまだまだ未熟なことを思い知ることになりました。お茶の甘みを引き出す萎凋技術と醗酵させるための技術のバランスに課題があるようです。次の目標はインド風の香りを引き出す醗酵技術の会得です。これからも、いろいろな茶葉を使って、緑茶、包種茶、紅茶を作り、お茶に対する見識を深めたいと思います。
| さやまかおりA:自作紅茶 | さやまかおりB:自作紅茶 |
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| 神奈川県小田原産の「さやまかおり」を手摘み、手揉捻した台湾文山式紅茶。国産の茶葉を台湾式製法で紅茶に仕上げました。茶摘み時の天候が悪かったので、静置萎凋時間を長く取りました。台湾蜜香紅茶に近い香りがあり、甘みがあります。香りのインパクトが少し足りないのが残念。 | Aと同じ手法で作りましたが、揉捻前に短時間日光萎凋をかけてみました。Aと比較すると香りも、甘みもやや増していますが、やはりインパクト不足を感じます。 |
| 特選伊勢紅茶:佐賀県国産紅茶専門店取扱品 | 伊勢紅茶:佐賀県国産紅茶専門店取扱品 |
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| ブロークンタイプで、茶葉の香りにインド紅茶に近い香りがある。この香りはなかなか良い。淹れてみると、水色は濃く、暗褐色に近い。香りは、茶葉の時に感じたインド紅茶に近い香りはなく、まったく特徴のない香り。甘みは無く、渋みが強く感じられる。冷たくすると、渋みが強烈になり、口の中がしびれる感じがする。生茶葉とまったく違うお茶になりがっかり。 | 特選に比べると香りも弱いが、やはりインド紅茶に近い香りがある。淹れた後のお茶は、特選と同じで、渋く、口の中に残る。特選より、若干渋みが弱いが、ストレートで飲むのは厳しい。 |
| べにふうきファーストフラッシュ:佐賀県国産紅茶専門店取扱品 | ヒマラヤン紅茶:ネパール産 |
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| べにふうきは紅茶に向いている品種といわれ、渋みと苦みのバランスが良い紅茶といわれています。この紅茶は渋みが強く感じられ、ミント系の香りが弱いようです。インド系のファーストフラッシュとはまるで違うコンセプトのように感じられました。この会社で取り扱う紅茶は全般的に渋みが強いのが特徴でしょうか。 | ネパールで試作してもらった台湾花蓮式紅茶を意識して作ったヒマラヤ紅茶です。インド系の香りが強く、水色はやや濃い。台湾を意識して作ったので、甘みが少し出ているが、物足りなさを感じた。しかし、国産紅茶と比較すると、その差は歴然としており、美味しさは抜群。この紅茶が次の目標。 |
| むさしかおり:入間紅茶 | おくむさし:入間紅茶 |
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| 台湾蜜香紅茶にヒントを得て作られた国産紅茶。果香、蜜香、花香を意識して制作したとのことですが、茶葉の香りが、お茶を入れた時に感じられなくなるのが残念。台湾蜜香紅茶の甘みという点では、全く感じられなかった。萎凋不足、揉捻不足を感じるが、目指しているものの感じ方の差なのだろうか。 | シナモンの香りがわずかにするが、やはりお茶を入れると感じなくなってしまう。この品種の特徴をひきだすための工夫が今後期待される。新品種の可能性と限界を感じさせる作品だ。両者に共通しているのは、お茶の香りが淹れることによって増幅せず減少してしまう点、少し残念である。 |
| さやまかおり:試作品NO.3 | さやまかおり:試作品NO.5 |
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| 自作紅茶と同じ茶葉を使い、教室関係者が試作した作品。教室関係者の評価は低かったが、甘みと香りが試作品中一番よかった。 | 自作紅茶と同じ茶葉を使い、教室関係者が試作した作品。甘みが少し弱いのが残念。 |
| さやまかおり:試作品NO.6 | さやまかおり:試作品NO.8 |
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| 自作紅茶と同じ茶葉を使い、教室関係者が試作した作品。香り、味ともに弱い。 | 自作紅茶と同じ茶葉を使い、教室関係者が試作した作品。なんと、ある文明の利器を使って作ったもの。意外だが、美味しかった。 |
| テイスティング | テイスティング |
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| 茶葉3g、4分抽出、5分後にテイスティングを行った。 |
各種コメントは管理人が感じたままに書き綴ったものです。テイスティングカップを用いての感想なので、実際にお茶を淹れた時のものではありません。
Photo by Oyakata














